シリア攻撃の可能性についての記事を読んで

11日(水)の東京新聞朝刊に、【米、シリア攻撃を示唆】という見出しの記事が載っていた。先週のシリアの化学兵器使用疑惑に関して、トランプ大統領ホワイトハウスの会合で、「今夜か、非常に近いうちに決断を下す」と発言、報復攻撃を示唆したというものだった。

12日(木)の記事は、「対シリア 英仏と連携  米が攻撃準備を本格化」との見出し。

13日(金)は、「シリア対応 英緊急閣議 米仏と軍事行動の意向か」の見出しで、メイ首相が12日緊急閣議を開き、米・仏とともに対アサド政権への軍事行動に参加する意向を固めたという内容。トランプ政権は去年4月のミサイル攻撃よりも、英仏との共同行動でさらに大規模な作戦を準備してるとも書いていた。

報道によれば、軍事行動が遅れれば遅れるほどアサド政権に準備の時間を与えることになるという。やるなら早い方がいいということになるんだろうか。
その規模に関しても、限定的な攻撃では、アサド政権軍の化学兵器使用を変えさせるほどダメージを与えるのは難しい。と言って規模を拡大した攻撃になれば、ロシアやイランとの衝突の危険が増すというジレンマがあるらしい。イランやロシアとの間で衝突が予期せぬ形でエスカレートするリスクも心配みたいだ。

マティス国防長官は、報復攻撃に慎重な考えらしい。軍事行動の必要性を世界に納得させられるだけのさらなる証拠を求めているという。
戦争にはあっけなく勝ったけど、その後が大変だったイラク戦争の教訓から、攻撃後の計画がしっかりとしてないとひどいことになるだろうという懸念も強いみたいだ。


ロシアとの間には衝突回避のホットラインがあるけれど、イランは違うから余計に不安があるらしい。

 

で、今の所、シリアへの軍事攻撃の決断はなされていない。それを好感して米国の株価が上がったとテレビのニュースでやっていたけど、報道によれば、トランプ大統領はとにかくオバマ前大統領と同じなのは絶対に嫌だというから、だとすればシリアへの軍事攻撃は避けられないということになるんだろうか。