部下を信じる首相と対北外交の報道を見て

昨日の予算委員会で安倍首相は、加計学園問題に関して、首相から指示を受けたと発言した人は1人もいないし、国家戦略特区諮問会議で公正に議論されたと繰り返し主張した。
首相はまた、柳瀬首相秘書官(当時)を信じるとも繰り返し答弁した。愛媛県職員の備忘録に書かれた官邸での柳瀬氏との面会の事実と「首相案件」という発言を否定する柳瀬氏を信じるという。
嘘を書いたって何の得もない人(たぶん)が書いた事柄と、「記憶の限り」という条件をわざわざつけて「会ってない」と言う人を並べると、どうしたって嘘をついてるのは後者だろうと思ってしまう。

で、首相が松野文科大臣(当時)をはじめいろんな人の名前を出して、誰も首相が指示をしたというようなことは言ってないと主張するたび、その中の一人である柳瀬首相秘書官の発言の胡散臭さが頭に浮かび、一人が嘘なら他も嘘をついてるかもしれないと思えてきて、首相が証拠はないと言い張れば言い張るほど、全てが嘘にしか見えなくなってしまう。
備忘録が正しいとして、なんで柳瀬秘書官は面会の事実すら認めないのか不思議でしょーがなかったけど、蟻の一穴ってやつなんだと思えば納得。

今日テレビの番組で、安倍首相はこれからどうすればいいのかという問いに、政治記者田崎史郎さんが「対北外交に全力を尽くす」と発言していた。南北首脳会談や米朝首脳会談(実現すれば)を前に、トランプ大統領との会談が控えてる総理にとって、それはそうなんだと思うけど、なんてタイミングよく「困った時の北朝鮮」なんだろうと思ってしまった。
そういえば、河野外相が南北首脳会談で日本人拉致問題を議題に取り上げるよう求めたのに対し、文大統領は明言を避けたという記事が朝刊に載っていた。トランプ大統領はどうなんだろう。