ハイキュー!! 第297話 師弟 感想

ネコの4枚シンクロを、月島はワンチ。カラスの5枚シンクロを、黒尾はドシャット。
ブロッカーの師弟対決はとりあえず師の勝利ってことになるみたいだ。

烏野がファーストテンポのシンクロ攻撃をするのは、スパイカー1人ひとりがウシワカのような攻撃力を持っているわけではないから。ひとりで複数枚のブロックと対等以上に戦えないなら、ひとりで戦えるところまでブロックの枚数を減らせばいい。
ブロック3人に対して攻撃に参加するスパイカーが数の上で上回れば的が絞れない。その上ファーストテンポなら、セッターがよっぽどヘマな選択をしない限り(ブロッカーが3人へばりついているスパイカーへ上げるとか)相手がリードブロックをするなら、せいぜい1枚ブロックになるはずで、あとはそれを打ち抜けるかどうかってことになるんだと思っていたんだけど。

黒尾は大地さんをドシャットした。
黒尾さんは背があるしブロックは弟子に指導するほど上手い。スパイカーとしての大地さんは、最高到達点も高い方とは言えない。1対1でも大地さんが不利そうだけど、黒尾さんはリードブロックを2枚揃えて大地さんを止めた。

バレーボール未経験者でハイキュー!!を読みだしてからバレーボールの観戦をたまに(それもテレビやネットで)する程度の素人としては、ここで混乱してしまう。

月島もワンチを取っていたけれど、月島も背はあるし、攻撃枚数は4枚だし、何より背の低い研磨からのセットアップゆえほんの少しの余裕が月島には与えられたはず。
と結構アバウトで、ちゃんと筋が通ってるかどうかは自分で判断できない理屈なんだけど、月島のワンチは自分なりに納得できた。

が、ブロッカーに読ませない、ジャンプ力も身長もある、並外れた技術を持つセッターの影山がファーストテンポで助走に入ってる5枚攻撃のスパイカーにセットしたボールにリードブロックの黒尾が間に合うどころか完璧にシャット、には頭が混乱してしまう。(シンクロドシャットといえば、天童さんを思い出すけど、天童さんはゲスブロックだったから混乱することもなかったんだけど)

そもそもファーストテンポというのはリードブロックが間に合わないテンポではないのか?
大地さんが先にジャンプして影山がセットアップした瞬間に黒尾さんが移動を開始して、、、と、未経験者は頭の中で想像するしかない上に知識も半端だから混乱してしまった。

まあ、木兎さんの「でもシャットはマグレだな!!」の一言に納得すればいいか。

 

とりあえず10・8でリードはしてるけど、日向や旭さんがスパイクを打っては拾われる場面で、ストレスを溜めているような表情をするのが目につく上に、大将さんの解説が試合後半にかけての烏野苦戦確定の前触れのようでちょっと憂鬱になってしまう。
(それにしても研磨はブロックの穴なんだろうから、黒尾さんにコースを絞らされたにしても、旭さんならもうちょっとコースの選択ができそうな気もするんだけど)

 

全国に来てから烏野は「大火力集団」という評価を得ていて、確かに攻撃的なチームなんだろうと思うけど、大砲を揃えてるわけではないから大火力という言葉はなんとなく違うかなあという気もする。

 

とりあえず「僕一人で勝とうなんて1ミリも思ってません」といういつも通りの月島になんとなくホッとする。