オスプレイと不平等条約

オスプレイ横田基地に配備されるという。もともと2017年後半の配備予定が、要員不足などで2019年10月以降に延期になったはずだったのに、突然前倒しされ、この夏に正式配備されることが、3日(火)発表された。

官房長官は「米国のアジア太平洋地域への関与、日米同盟の抑止力、対処力を向上させ、日本の防衛およびアジア太平洋地域の安定につながると考えている」そうで、飛行運用には「安全面に最大限考慮すると同時に、地元に与える影響を最小限にとどめるよう日米で協力していきたい」という。

米側から日本への連絡は3月16日。米側からの要請によって国内の公表は控えていたみたいだ。

ひとくちにオスプレイと言ってもいくつか種類があるみたいで、横田に配備されるのは米空軍のCV22オスプレイ。沖縄の普天間飛行場には、海兵隊仕様のMV22オスプレイが配備されてるという。
沖縄のオスプレイも事故の報道が多いけど、飛行10万時間当たりの事故率で比べると、海兵隊のMV22の3.24に対し、空軍のCV22は推定4.05とさらに高い数字みたいだ。(CV22は飛行時間がまだ10万時間に達してないので”推定”となってるらしい。)

推定にしろなんにしろ事故率が高いのも不安だけど、横田のオスプレイは特殊部隊を運ぶものだそうで、訓練内容も夜間や低空飛行がなどが予想されるというから、”安全面を最大限考慮”と言われても、とても安心などできそうもない。

東京新聞の特報面でもオスプレイの前倒し配備が扱われていた。記事によると、オスプレイには日本の航空法が及ばないという。【日米地位協定によって、航空法の適用を除外する特例法が制定されている】のだという。
【軍事ジャーナリストの前田哲男氏は「日本の空を日本政府が管理できない不平等条約」と表現】してるらしい。
航空法で定められている、【地上や水上の人や物に危険を及ぼさない「最低安全高度」】も米軍機には適用されない。沖縄では、低空飛行が相次いでいて、航空法に配慮した運用はされていないという。

明治日本を讃えるなら、同じように”不平等条約”の改正に力を尽くしてこそ、だと思う。