麻生大臣の発言記事を読んで

麻生大臣の発言がまたもや話題になっているみたいだ。
東京新聞の30日の朝刊記事によると、麻生大臣は、29日の参院の委員会で、【連日の新聞報道でTPPに関する報道が森友問題に比べて少ないことに言及し「日本の新聞のレベルはこんなもんだなって経済部のやつにボロカスに言った記憶がある」と話した。】という。

この発言に対して批判を浴びると、【「森友と(TPP11)を比較したのがけしからんという意見に対しては謝罪する」と発言を訂正した】(31日東京新聞)。

批判されてる麻生大臣の発言は、そもそも事実の認識に誤りがあるみたいだ。

ペルーとチリの取り違えはともかくとして、1行ものってない、と麻生大臣は発言してたけど、署名式の件は当日の夕刊翌日の朝刊でも各紙報じているという。
また、日本の指導力で間違いなく締結された、とも発言してるけど、TPP11はまだ締結に至ってはいないという。


翌日の会見で麻生大臣は、【「新聞は努めて読まないようにしているから詳しくは知らないが、TPP11の扱いは小さい」】と述べ、参院では「一面で扱われるべき話が一面に載っていないので、そう申し上げた」と弁明したみたいだ。

新聞を努めて読まないよいうにしている人が、どうして「1行ものってない」と思ったんだろう。1面で扱われるべき話が載ってない、とも言っているから、1面だけは目を通しているのかもしれないけど、1面に載ってないからといってなんで、1行も載ってない、と断言してしまうんだろう。
きちんと事実確認しないまま気分良く述べたことが誤りであっても、一言謝ればそれで済むものなのか?
もっとも、国家では不適切な発言が簡単に削除されてしまうみたいだし、謝ってすめば警察はいらねえ的な緊張感はないのかもしれない。

 

それよりも、事実かどうかはそれほど問題ではないのかもしれない。

細かいことはさておいて、新聞は森友よりTPPを軽視してるという印象を与えることが大事なのかも。           
後から事実でないと批判されても、最初の発言の印象だけが残る人たちは一定数いるだろうし。一度そういう印象を与えれば、次からは勝手にその印象のフィルターを通して見るようになる可能性は高いし。