中国の国家主席任期撤廃の記事を読んで

中国の全人代が開幕、今回は国家主席の任期を「2期10年まで」とする制限を撤廃する憲法改正案が可決される見通しだという。これで習近平主席は長期政権まっしぐらの道を進むことになるらしい。

この任期撤廃について、トランプ大統領が非公開の昼食会で、【「今や彼が終身国家主席だ」「彼はそれを可能にした。素晴らしいと思う」「われわれもいつか(終身大統領制を)試してみたらいい」】と述べたことに、非難の声も上がってるみたいだ。独裁とは真逆の価値観の米国で、終身大統領になるなんてことを冗談でも米国大統領が言うなんてありえない、って感じらしい。

報道によれば任期撤廃による習近平主席終身体制への動きに対しては、国民の中から非難の声が上がっても、ソーシャルメディアは規制され、政権に批判的なコメントは削除されまくってるという。
そんな中でのアメリカ大統領のポジティブなコメント(非公開の場での冗談めいた言葉だとしても)は、中国の政権にとっては歓迎すべきものだというのはわかる気がする。

トランプ大統領が以前に、テロリストなどの尋問の手段として拷問について肯定的に述べたときにも、世界中の独裁者たちに、拷問を使うことに世界一の大国のリーダーからお墨付きを与えるという間違ったメッセージを送ることになりかねないという批判があったことを思い出した。