ハイキュー!! 第291話 変化の日 感想(1)

ハイキュー!!」では、これまでも負けたチームの試合後が丁寧に描かれてきたけれど、今回も変わらず、稲荷崎の試合後が描かれていた。
稲荷崎の主将の北さんは、『「反復・継続・丁寧」は心地ええ』と言い、日々を丁寧に「ちゃんと」暮らし、同じようにバレーボールの練習も繰り返す。
北さんは、日々当たり前のことを当たり前にちゃんとやることに価値をおいていて、ここでも勝敗はその副産物だと言い切っている。(とは言え、優勝候補の一角とまで評価されているチームの主将として、勝利を目指してないはずはないんだろうと思う。)


確かな技術に裏打ちされた(なんかのCMみたいな言い回しだけど)自由奔放なプレイが(多分)持ち味の双子と、「練習でやってへんことを本番でやろうとすんのは嫌いやけどな」と言う北さんとでは、選手としてタイプが全く異なると思う。
ただ共通するのは、勝利至上ではないところ。北にとっての勝敗は、ちゃんとやり続けることの副産物みたいだし、双子は時にエキサイトするままに結果を恐れず未知のプレイにも突っ込んでいく。

そんな最後のプレイをスンマセンと謝る双子に、「高揚したやろ そんな試合早々できんのと違うか ええなあ」と北さんは笑顔で言ってたけど、北さん自身もバケモン達の宴に混ざれて、高揚したんだろうなあ。双子が驚くほど珍しいことらしい笑顔を見せるほどだから。

そんな北さんが、「どや俺の仲間すごいやろって もっと言いたかったわ」とこれまた笑顔。それまで意外に淡々とした様子だった稲荷崎の選手たちは、一気にに敗北を実感したみたいだ。

 

これまでいろんな主将が登場してきたけど、北さんは独特だなあ。