シリアの東グーダへの攻撃激化の記事を読んで

イスラム国との闘いに終わりが見えてきたという報道がされてから、もう結構経ったからシリアの内戦自体も終息に向かってるんだろうと思い込んでいたところへ、今月前半、政権軍による反政府派支配地域への攻撃が激化してるという報道があった。東グーダ地区への3日間の攻撃で140人以上が死亡したという報道だった。

今日の朝刊にも、同じ東グーダ地区への空爆で、18日から20日の3日間で190人以上が犠牲になったという記事が載っていた。犠牲者には女性と子供も多数含まれているという。インターネット電話による取材に、住民の1人は「どんなに説明しても現状を想像できないだろうが、私たちの生活は悪夢。みんなが疲れ切っている」と答えたという。
物資の搬入が封鎖で制限されているため、物資不足も深刻化、爆撃によりインフラは壊滅的打撃を受け、負傷者の搬送もままならない、と記事にあった。

 

何日か前に、イランがシリアの内戦への介入を機にシリアに確固たる地歩を築きつつあるという記事に、対イスラエルでシリアはイランにとって格好の前線だというような表現がされていたのを思い出した。
イランやロシアの支援で政権は守られたんだろうけど、国民は強化された政府軍による攻撃で絶望的な状況に追いつめられてる。この先も、万一シリア領内で、イランとイスラエルの間に衝突でもあってエスカレートでもしようものなら、犠牲になるのはやっぱり国民だ。

とりあえず日本は今の所平和だから感じてないけど、国を守るということの実態はなんだろうと、考えてしまう。