アメリカの不法滞在移民の記事を読んで

報道によると、アメリカの連邦政府の閉鎖と絡めて、ドリーマーと呼ばれる不法移民の若者たちの保護をめぐって政権と議会の間で激しい駆け引きが行われてるみたいだ。
木曜日には、政府の側が、不法移民の若者に市民権獲得への道を開くことを認める一方で、国境の壁の建設の資金の手当やその他の不法滞在移民の取り締まりやら、家族をベースにしたこれまでのアメリカの移民政策を終わらせることなどの提案を出したみたいだ。
アメリカの移民制度についてはよく知らない自分でも、強制退去の締め切りが迫り窮地にいるドリーマーたちの市民権と引き換えに、他の不法移民を見捨てろと言わんばかりの厳しい選択を迫るような、結構人でなしな提案だと思う。
民主党はもちろん、共和党の一部も、この提案は即座に拒絶したというけど、それはそうだろうなあという気がする。

 

この提案に対して、アメリカの上院では超党派のグループがもっと穏やかな形の対案をまとめようと会合を開いてるという。
アメリカの議会制度は日本とは違い、議員一人一人が独立しているとよく聞くけれど、記事を読むとそれを実感する。

 

子供の頃に連れてこられた不法移民の若者たちを守ろうというのが第一なんだろうけど、一方で近づく中間選挙のことも視野に入れつつの攻防みたいで、アメリカ政治の事情を知らない素人でも野次馬的に興味を惹かれる。