安倍首相の年頭所感を読んで

1日付の年頭所感で、安倍首相は、この5年間のアベノミクスで、名目GDPは11%以上成長、有効求人倍率は47都道県で1倍超えと、高度経済成長期にもなし得なかった事を実現していると誇らしげだ。
数字の上ではどうあれ、実感としては高度経済成長を引き合いに出されても、違和感しかない。
検索してみたら、首相は28年も27年も年頭所感で高度経済成長について触れている。
何年も同じようなことを言いつづけているという事は、国難とまで言う少子高齢化の中でも、戦後の荒廃の中で人口が増加して言った時代と同じ経済成長をし続ける事が、安倍首相の目指す日本の未来という事なんだろうと思う。
そのためには、【女性も男性も、お年寄りも若者も、障害や難病のある方も、1度失敗を経験した人も、誰もが、その能力を最大限に発揮できる「一億総活躍」社会を創り上げることが】必要みたいだ。

戦後の荒廃の中で人口が増加して行く日本で、成長を追い求める事と国民の暮らしを良くしようという事は、どちらが目標でどちらが手段という事ではなかったんだろうと思う。

安倍首相の所感は、経済成長が目的のように思えてしまう。