久々に悪の枢軸って言葉を思い出してしまった

16日(土)の東京新聞朝刊に【サウジへの攻撃で「イランが武器供与」】という記事が載っていた。ヘイリー米国連大使が、14日(木)ワシントンの米軍基地で、先月イエメンからサウジアラビアに打ち込まれた弾道ミサイルをイラン製だと断定し、イランを非難する記者会見をしたという記事だ。
ヘイリー大使は、イランの武器輸出が国連安保理決議違反だと非難したらしい。イラン製だと断定したミサイルの残骸を証拠として示す写真がつけられていた。イラン側は、ミサイル供与を否定、公開された残骸をでっち上げだと反論しているという。
ヘイリー大使は、イランについて【イランが武装勢力やテロ組織を支援して地域を不安定にしていると主張。「脅威は増している。非常に危険で、対処しなければ、北朝鮮のようになってしまう」と懸念を示した。】という。

北朝鮮のようになってしまう前に何とかしなければならない、ということなんだろうか。
トランプ大統領は一貫してイランに対して強硬な姿勢で、2015年の核合意にも否定的だ。イランとの核合意に達して、イランでのビジネスの機会が生まれ、イランにとってもそれを機に経済の苦境から脱することができれば、穏健派の政権の安定にもつながるいい流れが期待されてたんだと思うんだけど。
記事には、トランプ大統領がイランの核合意については【「米国の利益にならない」と認めない考えを表明するなど対決姿勢を強めている】とあったけど、トランプ大統領は、最終的にイランをどうしたいんだろう。

 

11月にイエメンからサウジアラビアのリヤドの空港を狙って発射されたミサイルについては、その時の報道では、ミサイル完成体をイランからイエメンに運び込むのは難しいけど、イランから部品で密輸しイエメン国内でイランの技術者が組み立てたというサウジアラビアの主張に対し、イランはイエメンが製造したと主張。でもイエメンは以前に北朝鮮からミサイルを買っていたこともあるというようなことも言われていたと思う。イランからミサイルを手に入れたと証明するのは難しいともあったけど。


ブッシュ大統領イラク戦争を始める前に、悪の枢軸と呼んだのは、イラク・イラン・北朝鮮。そのうちのイラクとは戦争して指導者を倒し、その後の混乱の中でISが生まれ今度はISと戦争した。
それから15年、今北朝鮮との間には緊張が高まり、イランに対しては強硬な姿勢を崩さない。
イランも北朝鮮もアメリカ本土からは遠く離れた場所にある。地図を見てると、アメリカはなんでこんなに離れたところにある国に脅威を感じなければならないんだろうと、単純に思ってしまう。