核のシェアという考え方、の記事を読んで

石破茂さんが、AbemaTVの番組で、核兵器の問題について「議論せず」のままでいいんだろうかと問題提起をしたという。番組は見てないけど、ヤフーニュースで配信された記事を読んだ。

非核3原則のうち「作らず・持たず」については日本として譲れないにしても、北朝鮮の核ミサイルがハワイ・グアムに届こうとしている今、米国の核の傘がこれまで通り有効なのか検証することが国民に対する義務だという。

石破さんが検討すべきとするのは、ドイツやイタリアなどがとっている、ニュークリア・シェアリングという考え方みたいだ。これは、【核兵器を持たない国が米国と条約を結び、有事の際、その核を使って反撃できるというもので、条約を結んだ国は核の”保有権”ではなく”使用権”を持つことになる。すでにNATO加盟国の一部がこの仕組みを取り入れている。】(記事より)というもの。
米国本土まで届く核ミサイルをもう少しで持とうかという北朝鮮の脅威を考えると、核の問題について議論することは必要なんだと思う。

北朝鮮の核ミサイルがそのゴールに達したら、米国の核の傘が機能するのかわからないけど、日本が核の”使用権”を持つことが本当に日本の安全につながるのかもよくわからない。

石破さんは、太平洋戦争では国民が米国の力も自国の実力も知らないまま、どんどん深みにはまっていったことを挙げ、国民が軍事を知らないことがどれほど恐ろしい結果を招くか、という。
核の傘の下で生きていることに気づかないふりをして、いざことがあったら大騒ぎするということでは、たぶん政府の言うがままに流されてしまう。

核の”使用権”なんてとても怖い言葉だと思う。核兵器が一旦使われたら、地上でどんなことが起きるのか。少しでも想像したら、”使用権”なんて言葉をそうそう簡単には使えない気はするけど、こんなはずじゃなかったとならないためには知らないままではいられないんだと思う。

石破さんの言う通り、議論はすべきだと思う。