国会の質問時間の配分の報道を見て

国会の質問時間の配分をめぐる与野党協議にとりあえず一つ決着がついたみたいだ。15日の衆院文部科学委員会の審議について、質問時間の配分を従来の与党2野党8から、与党1野党2とし、なおかつこれを先例にしないことで合意したという。

官房長官の「議席数に応じるのは選挙に足を運んだ人からすればもっともだ」という主張にも結構腹立たしい思いでいたけれど、自民党内には「与党67%、野党33%」とする主張もあったという。かなりびっくりした。

時間配分の問題は、衆院選が終わって1週間も経たないうちに出てきた。謙虚、謙虚の舌の根も乾かぬうちによく言うなあ、とその時には思ったけれど、自分達が野党時代に2・8を押した通した過去の手前、そんなに強引に、いつまでもこの問題を言い続けることは、普通の感覚を持ってれば恥ずかしくてできないだろうとも思っていたんだけど。

この問題が結構長引いた(まだ最終決着というわけではないんだろうけど)から、テレビなどではコメンテーターが、野党の時間を削るのは如何なものかと前振りしながらも、この問題にこだわって審議ができないのが一番良くないと言い出した。

確かにいつまでも審議ができない状態というのは良くないとは思うけど、野党の質問時間を短縮しろと言い出した自民党を批判せずに、審議ができないのが良くないと結論付けてしまっては、結局は「駄々をこねたもの勝ち」になるのを密かに応援することになってしまうような気がする。