ハイキュー!! 第277話 多勢に無勢 感想

角名さんの恐いブロッカーリストには、天童さんも載ってるみたいで、なんとなく嬉しい。
日向の指摘に、先週号を読み返してみたら確かにトスが短いような気もする。日向が(コートの外からだけど)気づくくらいだから、影山くんも当然気づいたんだろう。
影山くんのブロックは、ストレートを締めることが多かったような覚えがあるけど、今回はクロス側を狙いすましたように叩き落としてる。
「こいつの方がよっぽど恐えじゃん」
5本指を一枚で止めた後に平然としてる影山くんは確かに恐いと思う。


「止めてなんぼのブロックなんて古いですから」 

月島のこの言葉は、天童さんに向けられてるんだろうか。
「機械かよ」と言われた月島のブロックは、一試合かけて徐々に恐くなっていくブロックなのかもしれない。ブロックとフロアと連携してトータルでディフェンスを組み立てるって、白鳥沢線でやってたやつ。音駒は多分、常にこれを意識してやってるんだろうと思うけど、烏野は常に意識してるって感じではないみたいだ。
角名さんの速攻に対してブロックに飛ぶ月島がやってることは、ただ毎回クロス側だけ防ぐってだけのことじゃない?と素人は簡単に考えてしまうけど、黒尾さんによれば、わかっていても我慢できずに手を出しちゃうみたいだ。
実戦でエキサイトしてきても、感情や勢いで手を出すってことがないのが月島。計算したことを計算通りに淡々とやり続けるってことは、生き物のように常に状況が変化していく試合の中では難しいことなのかもしれない。
まあでも、角名さんのターン打ちがこっちに来るとわかっていても拾えるか拾えないかは別問題なんだろうとは思うけど。角名のスパイクは軽いスパイクってわけじゃないみたいだし。コースには入っていたけど、影山くんは弾いてたし。

全日本の監督が見てるのは月島なのかな。それとも烏野っていうチームが面白いと思ってるのかな。

烏野はバランスが取れてないと、先週は思ったんだけど、バランスが取れてないという言い方は言葉足らずだったかもしれない。選手個々の力をみれば全員が攻守に一定の力を持つ稲荷崎のようなチームに比べて、烏野はどちらかというと、守備型、攻撃型、と一人一人の能力はアンバランス。全員が剣と盾を持つ稲荷崎に対して、剣より強力なマシンガンを両手持ちする日向と、体全体覆っちゃうようなでっかい盾を持つ月島。ほんとこんな感じの極端さ加減が烏野の魅力だと思ったんだけど、同時に、チーム全体としては、攻守に微妙なバランスがとれてるとも言えるのかもしれない。


ラストの木下さん。影山君はいくら泣かしてもいいんだけど、木下さんを泣かすのは、、、。先生、酷だなあ。でも、これがハイキュー!!なのかなぁ。