ハイキュー!! 第272話 最強の挑戦者 感想

烏養さんが、タイムアウトを取らなかったのは、アランを休ませたくなかったから。そうか、そういう理由だったのか。事前ミーティングで、アランにプレッシャーをかけることはメンバー全員共有してるみたいだ。サービスエースが理想だけど、アランの膝をつかせることができればOK、ブロックもしつこくついてく。気持ちよく攻撃に参加させないことが、エース攻略の基本なのかな。素人にはなんだかよくわからなかった、サルのネコ対策よりわかりやすい。

強豪校のエースとして多分狙われるのに慣れてはいるんだろうけど、少しづつ効果は出始めてるのかもしれない。ファーストタッチ後トスを呼んで打ったスパイクは、トスが低いせいもあったのかブロックされた。影山くんのブロックはアウトにはなったけど。

田中さんの超インナースパイクで19・10。このブロックアウトで20・10。
稲荷崎が20点台に乗ったところで、稲荷崎は1年生のピンンチサーバー。
中学三年間ベンチ組で、唯一試合に出たピンサーでサーブミスという過去を知れば、ここはミスを避けたいという気持ちもわかる気はするけど、10点差あるからなあ。
いろんなことを考えちゃうタイプなんだろうけど、ここで自分が選ばれた理由までは、考えられなかったのかなあ。
優勢でも劣勢でも攻めていくのが、稲荷崎のチームスタイル。高校から稲荷崎だとしても、もう1年近くやってきてるんだから、そんなことはわかってるんだろうけど。ガチガチの顔でコートに入っていったから、そんなことどっか飛んでちゃってたのかも。

 

最強の挑戦者に挑戦する烏野は、最強の挑戦者を上回る攻撃的チーム(じゃないと多分勝機もないし)。ピンサーの木下くんの脳内サービスエース25回は頼もしい。


自チームの弱気なプレーには容赦ないブーイングをする、稲荷崎の応援団。入れるだけサーブを選択した1年生は、ブーイングを浴び、主将の言葉も追い打ちをかける。

 

春高が始まってから、影山くんはずっと落ち着いた表情で割と冷静なプレイをしてたような印象があったけど、稲荷崎側の大ブーイングがスイッチになったみたいだ。解説者も笑っちゃうようなノータッチエース。
攻撃する気のないやつは許さないとでもいうようなヒリヒリした場の空気を自分の力に変えていく。
大勢の視線を集めて気持ちいい、というわけではない。伊達工戦で描かれていたように、自分を引き上げてくれる強い相手との、心地よい緊張感の中での勝負を純粋に楽しんでるんだろうなあ。そんな表情に見える。

影山くんのサービスエースで20・12。