ロヒンギャ難民が50万人に達したという記事を読んで

9月28日(木)、国連が、隣国バングラデシュに逃れたミャンマーイスラム少数民族ロヒンギャが、50万1800人に達したことを明らかにした。
東京でいうと江東区が大体50万人だから、江東区民全員が1ヶ月ほどの間に出ていったとのと同じだ、と書いてもちょっと想像できないけど。

 

8月の終わりの、ロヒンギャ武装グループによる警察などへの襲撃がきっかけになってるというから、わずか1ヶ月間ほどの大移動だ。
想像を絶したスケールの短期間での難民の流入に、バングラデシュでは難民キャンプ設営が追いつかず、急ピッチで森を切り開いているという。

 

報道によると、木曜日には、船で逃れようとした数十人が、ベンガル湾で船が沈没したために亡くなったという。その多くが子供で、浜には遺体が打ち上げられてるという。
シリアの難民問題が世界中の注目を集めたきっかけになったのは、浜辺に打ち上げられた幼い男の子の遺体の写真だった。ロヒンギャの子供達も、同じように海岸に打ち上げられたんだろうか。


ミャンマーの多数派である仏教徒の間では、ロヒンギャへの差別意識が根強くあるという。歴史的な経緯もあるのだろうし、複雑な問題もあるのかもしれないけど、浜に打ち上げられた子供の遺体を想像しても、やっぱり差別感情はそのまま変わらないんだろうか。