BORUTO ーボルトーNARUTO NEXT GENERATIONS 24話 ボルトとサラダ 感想

原作でも、分量的にはそれほど大きく扱われてるわけではない五影会談だけど、娘の顔もすぐにはわからないほど長いサスケ不在の理由がここで明かされる大事な場面だ。サスケが五影とわだかまりなく対等に、世界の脅威と未来について話し合うシーンとしても印象的だった。
アニメ版ではこのシーンは、サクラも他の影たちも無し。サスケとナルトの二人のシーンに変えられていて、とても残念だったけど、原作の五影とサスケのやり取りの存在を否定するような描かれ方でもなかったし、原作のシーンに新たに加えたシーンとして見ればいいと思ってたんだけど。

五影会談にサスケはやっぱりいなかった、、。


今回は、原作の最終話に、”カグヤをも脅かす存在”を入れ込んだ形みたいだ。
それは、原作では、サスケが、白ゼツ兵団に対する自らの疑問を、贖罪の旅にたった時から長い時間をかけて調べてたどり着いた仮説ということになっていたけれど、アニメ版では違う。
サスケが異界の調査に出ている設定は同じだけど、白ゼツ兵団に対する疑問からカグヤをも脅かす存在の仮説が、ナルトの発言になっていた。さらに、ヌエ事件の志村ダンゾウと、今回の事件のうちはシンの残した資料も、この仮説の手がかりとしての扱いだ。

 

”ボルト”という作品としては、”カグヤをも脅かす存在”の可能性を、五影が知るということが大切で、これまでの事件もそれに絡めればなおいいということなんだろう。誰がそもそもの疑問を持ち誰が仮説にたどり着いたか、特別こだわることではないのかもしれない。
ただ、原作699話で「少し気になってることもあるしな」と言って旅立ってから、誰に強制されるでもなく、任務としてでもなく、サスケが一人でこつこつと長い時間をかけて調べて歩いてたどり着いた仮説、という設定はやっぱり大切にして欲しかったと思う。