ハイキュー!! 第269話 けものたち 感想

セットカウント2−0。23・25、30・32。両チームとも疲労困憊って感じだ。2セットでここまでになるなんて、両校共守備力が高いからラリーラリーで走り回ったんだろうなあ。

研磨は”根性”という言葉にこだわっている。その言葉は嫌いだし、自分は根性を使えるほど”精神と体力を鍛えて”ないと思ってるみたいだ。チームメイトの研磨に対する認識とはギャップがある。
普段の練習で鍛え上げてない人が、いざ本番でいきなり限界を超えるような”根性”を見せることができるとは思わない。その点では研磨に同意なんだけど、”根性”ってゲームの技の一つみたいに”使いこなす”というようなものではないと思う。その点では研磨に不同意。


【音駒品質とグラチャンバレー】

・・・どんな時でもAパスを返してセッターを甘やかすのが音駒品質。そこまでAパスにこだわる音駒品質というのが、いまいち意味がわからなかったんだけど、先週のグラチャン女子バレーの試合を見てたら、なんとなくわかったような気がした。

音駒と烏野は、初めての練習試合の時から、ちょっとくらい乱れたレシーブでも影山が力づくでカバーしてしまう烏野と、安定したレシーブがあるから多彩な攻撃を仕掛ける事ができる音駒と言われてきた。
烏野は最初からレシーブに課題があると烏養さんに言われてきたし、レシーブは一朝一夕に身につくものではないみたいだし、その分影山くんが走り回ってカバーするというのが当たり前になっていた。それでも烏野は、速攻やらシンクロ攻撃やら、それこそ多彩な攻撃を繰り広げてきたから、レシーブがきちんと返るかどうか、読んでいてもあまり意識したことがなかったような気がする。それにすっかり慣れてしまって、バレーボールってそういうものなんだと、なんとなく思ってた。

グラチャンの女子バレーの試合を見てて思ったのは、スパイカーが綺麗にスパイクを打ち切ることが意外に少ないということだ。タイミングが合わずに返すだけのスパイクになったり、Aパス以外のところからのトスをやっぱり返すだけみたいなスパイクを打ったり、軟打だったり。速攻も意外に少ない。打ち切るスパイクや速攻は、綺麗にセッターに返った時だけ?みたいな印象だった。あくまで素人の印象ですが。(中国は、パスの位置に関わらずバンバン打ってた、ように見えた)
去年のリオ五輪で見た男子の試合は、違ったと思う。セッターにどんなボールが返ろうが、セッター以外の人がトスを上げようが、みんなバンバン打っていて、Aパスが返った時だけ打ち切るっていうような印象ではなかった。もっとも男子の試合は、そんなにラリーが続くっていうこともなかった気はするけど。
女子バレーを見ていて、セッターにいいボールが返ることは大事なことなんだと(返らないとちゃんと攻撃に繋がらないことが多かった気がする)いうことがちょっとわかった。何年もハイキュー!!読んできて今更何をと自分でも思うけど。

Aパスにこだわるってのは、こういうことなんだ、多分。・・・


稲荷崎と烏野は、第2セット半ば。14・7で稲荷崎に大きくリードされている。
この点差は、インターハイ2位の、優勝候補の一角との地力の差なのかな。どうなんだろう。第1セットは、宮ツインズがちょっと遊んでるような感じもしてたんだけど、第2セット、ここまではどんな感じだったんだろう。

守護神の西谷さんが、相手サーブで狙われるというまさかの展開。そういえば、ジャンプフローターサーブはオーバーで捕まえるのが基本で、オーバーが苦手なのが西谷さんだった。
体育の授業でしかバレーボールの経験はないけど、オーバーの方が楽でアンダーはキツかった覚えがある。レベルが違うからそんな経験は比較にも何にもならないとは思うけど、オーバーが苦手な選手って、結構存在するのかな?
それにしても、狙われる屈辱って。西谷さんがへこまされるシーンは記憶にないから、ちょっと楽しみな気もする。当然反撃の期待含みだけど。