核兵器持ち込み是非を議論すべき、、石破さんの発言を読んで

トランプ大統領が「怒りと炎」と発言したのが、8月8日。それから一ヶ月、米朝の緊張が高まる中で、日本の上空をミサイルが飛んでくわ、Jアラートにびっくりさせられるわ、核実験をして満面の笑顔の金正恩の顔を何度も見せられるわで、新聞でもテレビでも、ミサイルと核爆弾の解説を繰り返すから、にわか知ったかになってしまった気がする。

11日に採決を目指してるという国連安保理の決議案には、石油の全面禁輸が盛り込まれたというけど、6日(水)に行われた、韓国の文大統領とロシアのプーチン大統領の会談。文大統領は、制裁強化が対話につながる道と強調、プーチン大統領は石油禁輸は北朝鮮の民間に被害を与えると難色を示したという。
韓国の大統領の持論は、制裁、圧力の強化は北朝鮮を対話の場に引き出すための手段、だという。プーチン大統領に語った『制裁強化が対話につながる道』という表現を読むと、持論は変わってないみたいだ。報道によると、中国も難色を示してるけど、水面下で妥協可能な案を探っていくという。
その翌日7日の安倍首相とプーチン大統領の会談では、安倍首相は「このような道を進んでいけば明るい未来はないと北朝鮮にわからせて、その政策を変えさせる必要がある」とプーチン大統領に訴えたという。プーチン大統領は、一貫して対話が大切、という答え。
日本にとって、圧力と制裁の強化は対話というゴールへの手段ではないのだろうか。

韓国と同様に、戦争になれば甚大な被害を受ける日本にとって、軍事的選択などありえないはず。
北朝鮮がワシントンに届く核ミサイルを持ったら、核の傘が閉じられ、日本は北朝鮮に外交的に脅され続けながら様々な要求をのむしかなくなる、というような主張もよく見る。
石破さんは、昨日のテレビ番組で、日本国内にアメリカの核兵器を配備することの是非を議論すべきだと発言した。アメリカの核の傘の下にいるのに、議論さえしないのはおかしい、ということみたいだ。
核の傘、なんて今回の緊張状態が起こるまで、本気で考えたことなどなかった。(だから、それがなくなったらどうなるか、全くわからない。北朝鮮に脅され続けると言われれば、そんな無法なことが今の国際社会で通じるのか?と思いつつ、でもそういうこともあるのかもしれない、と思ったりもしてしまう。)けど、現実にはその下に住んでいる。目には見えない核の傘
石破さんの言うことはもっともだと思う。議論すら、なんとなくタブーにするのはおかしい。議論すれば、いろんなことが見えてくるだろうし。


金正恩リビアカダフィイラクフセインの二の舞だけにはなりたくない、唯一絶対の目標である体制維持のため、核とミサイルの開発を続けているという説はよく聞く。北朝鮮は、核保有国としてアメリカに対峙し、在韓米軍の撤退、朝鮮半島の統一という最終目的のために、開発を止めないという見方もあるってことは、この一ヶ月で知った。

でも、そう話す誰も金正恩に直接会って話を聞いたわけじゃない。金正恩は、本当のとこと一体何を考えてるんだろう。