自分で意識してる以上に、Jアラートは怖かったのかも

日本を超えて襟裳岬の沖に、北朝鮮のミサイルが落ちた。翌日のテレビの専門家の解説では、北朝鮮としては、通常の軌道でのミサイル実験のための目標コースとしては、今回のコースしかなかったという。東は海だけど、西は大陸でロシアと中国。海と言っても、今、グアムの方向に向けるわけにはいかないし、今回よりちょっと南の東北沖の方向を伸ばした先にはハワイがある。だから、今回のコースはここしかないという絶妙なコース、だったそうだ。

北朝鮮は、米本土首都まで届く核ミサイルを諦めない。金正恩は、日本の事は眼中になく、とにかくアメリカとの交渉に核保有国として臨みたいという強い意志を持っているという。
予想ではそのためにはあと数年はかかるとされていたけど、最近の報道によると、あと1年位で達成するかもしれないと、見通しが大幅に短縮されたという。

北朝鮮には、中ロに対するような核抑止論は効かないという考えの人たちと、北の核保有を認めた上で封じ込め戦略を考える時かも、という考えの人たちと、アメリカはどっちの方向を取ろうとしてるんだろう。

アメリカが北の核保有を黙認することになったとしても、今戦争になって日本が巻き込まれ、大きな犠牲が出るよりは、緊張状態は続くだろうし、核の拡散への対応も大変なんだろうけど、長いスパンで北朝鮮の非核化を目指して粘り強い外交を続けて行って欲しいと何もできない一国民として願っていたんだけど。

北朝鮮にとって、日本はアメリカとの交渉のための材料にすぎないのだとしたら、アメリカの核の傘が事実上なくなった日本に対し核ミサイルを打ち込むことは、ありえないと言い切ることはできるんだろうか。
北朝鮮が核保有国として黙認されるとしたら、すでに射程に入ってる日本にとって、今目の前に迫ってるようにも見える戦争の危険とどちらがより脅威なんだろう。
そう思いながら、そんな風に考えること自体、自分が恐怖にとらわれ始めてる印のようにも思えるんだけど。

トランプ大統領と2日連続の電話会談をした安倍首相。報道によると「国際社会で圧力を高めていかねばならないことにおいて完全に一致した」そうだけど、アメリカのテーブルの上にのっているあらゆることの中の一つだろう軍事オプションについて、日本の政府はどう考えてるんだろう。