韓国大統領の発言の記事を読んで

報道によると、韓国の文在寅大統領が、15日(火)、全国放送の演説の中で、北朝鮮のミサイル問題について「どの国も韓国の同意なしに朝鮮半島で、軍事行動は起こせない」と、米国を念頭にした発言、「戦争が起こるのを防ぐためにできることは何でもする」とも述べたという。

NYタイムズの記事によると、韓国では、ここのとこのアメリカの指導層から発せられる、戦争の可能性についての無責任に思われる発言の数々に多くの人が怒りを覚えているという。特に、共和党のグラハム上院議員の、「もし数千人が死ぬとしても、死ぬのは海の向こうだ。こちらでは死なない。」という発言は広く報道されたらしい。

戦争が始まったら、限定的なものでは済まない可能性が高いみたいだし、韓国、日本は多大な犠牲を払わなければならない(特に韓国)ことを考えると、戦争は避けなければならない選択肢だったはずなのに。

本音のところでは、このように考えてるアメリカ人もいるのだと思うと(少数なのか多数なのかわからないけど)、とんでもなく怖い。なんて勝手なんだろうと腹が立つ一方で、沖縄のことを思うと、腹を立てる資格さえないような気もしてくる。自分も押し付ける側なんだと、わかっていたつもりだったけど。


NYタイムズ紙の北朝鮮関連の記事を読んでいて、Japanという単語が出てくることは、ここ数ヶ月ほとんどなかったと思う。(と言ってもウェブサイトのトップページに載るような記事をここ数ヶ月読んでるだけだから、かなり限定的な範囲での話だけど)
それがここのとこ、結構出てくる。北朝鮮による立て続けのミサイル実験で、アメリカ本土まで届く核ミサイルの完成時期の予測がどんどん短くなり、アメリカの軍事行動の可能性に触れる記事を見かけるようになってきてからだと思う。
朝鮮半島で戦争が起きた場合、犠牲が出る国として韓国に続いて、日本の名前が挙げられる。
そういう記事を読んでいると、北朝鮮問題は、あくまでアメリカと北朝鮮の間の問題であり、日本は軍事行動があった場合に多大な害を被る国としてしか存在しないみたいな気がしてくる。アメリカの新聞だからと言えば、それはそうなんだけど。