PAC3を空白地帯へ、の記事を読んで

「空白地帯」の中国四国に、PAC3が展開される、と朝刊に記事が出ていた。北朝鮮が、グアム周辺に発射する(かもしれない)弾道ミサイルのルートだとご丁寧に発表した、島根、広島、高知と(北朝鮮の言うルートには入ってなかったけど)愛媛に展開するのだという。不測の事態に備えるらしい。
記事によると、小野寺防衛相は、『集団的自衛権の行使可能な存立危機事態の認定もありうるとの考えを示しており、迎撃ミサイルを搭載した海上自衛隊イージス艦の活用も検討している』という。

昨日の東京新聞の記事によると、柳澤協二元内閣官房副長官補の話として『グアム島を直接狙ったものでなければ武力攻撃ではないのだから、個別的・集団的を問わず自衛権は発生しない。」という。
小野寺防衛相は「日本の安全保障にとって、米国の抑止力、打撃力の欠如は日本の存立危機に当たる可能性がないとは言えない」という説明。
グアムの米空軍基地には、北朝鮮の核施設攻撃のための戦略爆撃機が配備されているそうで、日本の核抑止力にとって大変重要らしい。
ただ、法律上可能だということと実際にその能力があるのかは別問題で、毎日新聞の記事によると、イージス艦に搭載されている現在の迎撃ミサイルの射程では、グアムに向かう弾道ミサイルの高度には届かないという。

毎日新聞の記事の通りなら、今回はまず北朝鮮のミサイルを撃ち落とすことはなさそうだけど。
防衛相はアメリカが北朝鮮を攻撃する時、日本が米軍の戦闘を支援する可能性も否定しなかったという。

ミサイル迎撃も米軍支援も、もしも実行したなら、日本にもたらされる結果は、どれほどのものになるんだろう。
報復でミサイルが撃ち込まれる、と言ってもなかなか想像力が追いつかないけど、原発が狙われると言われれば、一気に現実的な恐怖感に襲われる。