ハイキュー!! 第261話 飛び道具 感想

影山くんがつないだボールを、旭さんが決めて24・23で烏野がセットポイント。

解説者の「際どいっ」が何を指すのかわからないけど、結構ギリギリのコースを影山くんは返してるような感じがする。
よくアンテナの外側を通して、難しいとはいえスパイカーが打てるボールにしたなあと、ついつい影山くんに目を向けてしまう。

 

ミカちゃんの言う通り、バレーボールって、確かに立体的なチームスポーツだ。烏養さんは、バレーボールのコートは外から見て思うよりもっと広い、というようなことを言ってたことがあったと思うけど、大きな体の選手が6人で動き回る平面として見れば、やっぱりそんなに広いとは思えない。だけど、高さも込みの空間だと思えば、ちょっと見方が変わるかもしれない。
それにしても西谷さんは、烏野のエースは誰だと思ってるんだろう。

 

全然気づかなかったけど、この試合田中さんの調子が良くないらしい。少なくても相手チームにはそう見えてるみたいだ。「引き摺り下ろすなら5番からや」と指示出してるのは監督じゃないみたいだけど?
敵の弱いところから崩していくっていうのは、大将さんのチームも同じことをしていた覚えがある。バレーボールというかチームスポーツでは定石なのかな。5番から、ということはその次も誰か狙われるのかもしれない。

 

しょっぱなの難しいボールを強打して決めた旭さんに、宮侑の強烈なサーブを綺麗に拾った西谷さん、公式戦初の苦手バックアタックを決めた大地さん。烏野上級生組の見せ場が目立った今回。
でも、かっこよかったのは田中さんかなあ。
3枚ブロックにドシャットされて、木兎さんには「俺だったらそろそろイラついて、、」とか言われるし、自分でも「なんだか今日の俺とってもダセエのでは?」と思いながらも、くさって集中をとぎらせまいと自分にビンタして気合いを入れ直し、チームメイトに笑顔で声かけをする。

木兎さんは、赤葦さんはじめチームメイトに、外から引っ張り上げてもらうけど、田中さんは、自分でメンタルを保とうとするところが、かっこいいと思う。今は田中さんの流れじゃないけど、そうやって良くない時を耐え忍ぶことができれば、この試合中どこかできっと爆発できると思う。頑張れ田中さん。


バレーボールは試合中、試合の流れが、相手チームと自チームの間をいったりきたりするスポーツなんだと思うけど、チームの中でも選手ごとに流れがきてる選手とそうでない選手がいるんだろう。チーム全員の調子がシンクロして信じられないようなプレイに繋がる時もあるんだろうとは思うけど、そうでないときの方が多いんだろうと思う。
セッターはそういう個々の調子も見極めて攻撃を組み立てる能力も必要な気がするんだけど。部から離れていた旭さんの復活試合(結構初期の頃の商店街チームとの練習試合)で、決まるまで旭さんにトスを上げることを菅原さんに要求したり、日向に「最強の囮」としての自信をつけさせたり、影山はまだまだ完璧ではないにしても、そういうこともできてたはずなんだけど。
この試合に限ったことではないけれど、影山が何を考えて攻撃を組み立てているのか、もう少し、本人の言葉を使った描写が見たいなあ、と思うことが結構ある。
少しでいいんだけどなあ。