核兵器禁止条約の記事を読んで

7日、国連加盟国193カ国中122カ国が賛成した(124カ国が投票に参加)核兵器禁止条約が採択された。報道によると、この条約は、核兵器の使用、開発、実験、製造、取得、保有、貯蔵、移転などを幅広く禁止。核使用をちらつかせる「脅し」の禁止も盛り込まれたという。
採択後、カナダ在住の被爆者の女性が「核兵器を禁止する法的なツールを手にいれた」と喜びを語っていたのが印象に残った。


アメリカ、ロシアなどの核保有国や、アメリカの「核の傘」に頼る日本やNATO諸国の大半は条約に反対して交渉をボイコット。日本は、3月の交渉会議初日に、「北朝鮮の脅威といった現実の安全保障問題の解決に結びつくとは思えない」と表明、以降交渉に不参加。
採択後、英米仏は「署名も批准もするつもりはない」「安全保障環境の現実を明らかに無視している。条約は、70年以上にわたって欧州と北アジアの平和維持の要となってきた核抑止政策と相いれない」と共同声明を出した。

 

報道によれば、北朝鮮は10月にも新型のICBMの実験をするかもしれないという。このまま北朝鮮は核とアメリカ本土まで届くICBM保有国になってしまうんだろうか。それともそうなる前に、アメリカが軍事的な行動を起こす可能性はあるんだろうか。
一般国民には知る由も無い。
とはいえ、アメリカ本土にはまだ届かないかもしれないけど、日本はすでに北朝鮮のミサイルの射程圏内だ。

北朝鮮がアメリカ本土まで届く、核弾頭搭載のICBM保有国になったら、”70年以上にわたって北アジアの平和維持の要となってきた核抑止政策”はどうなるんだろう。現実的に抑止力は保てるんだろうか、特別変わることはないんだろうか。

 

今朝の東京新聞に、ニュージーランドの「非核法」に関する記事が載っていた。30年前にニュージーランドで制定された非核法は、核兵器搭載船や原子力船の領土・領海内への核持込みを禁止。米軍艦船も例外ではない。
ニュージーランドはアメリカ、オーストラリアと安全保障条約を結んでいたが『核兵器を搭載できる米艦船はニュージーランドに寄港できなくなり、安保体制は事実上打ち切られた。」という。


日本とニュージーランドでは周辺環境が異なるから、即比較というわけにはいかないとは思うけど。