ハイキュー!! 第260話 必死 感想

22・22の均衡を破ったのは、山口のサービスエース。1点のうちの0.3点分くらいはしまだマートのおかげかもしれない。両校とも20点台に乗って、1点の重みがグンと増してくるとこでリリーフサーバーって、想像できないけど、重圧感はすごいんだろうなあと思う。メンタルをまず平常レベルに持っていくことから始まるというのは、「リセットの視点」という方法の説明でよくわかった。

 

サーブ、ラリー、得点という流れのスポーツって、バレーボールの他には、バドミントン、テニス、卓球(他にもあるかもしれないけど、これくらいしかすぐに出てこない)。とりあえずこれらの中で、3人以上のチームでプレイするのはバレーボールだけだ。
つなぐことが大事なバレーボールのプレイの中で、個人の力で得点できるのはサーブだけ。白鳥沢の瀬見さんも、「サーブだけは自由」だと言っていた。
チームスポーツでのサーブと個人スポーツのサーブでは、プレイヤーのメンタルに違いがあるのかな。とりあえず入れるだけのサーブでは、まず相手に点を取られることを覚悟しなければならないみたいだけど、ミスすればそれはそれで即失点。
タイムアウトを挟んでのサーブでも、集中を保つのが難しいと言われるんだから、リリーフでポンと入るのって、集中力と平常心のバランス取りも難しそうで、ほんと大変なんだろうと思う。山口の師匠だからってのもあるんだろうけど、自分の経験からも些細なことの大切さが嶋田さんにはわかるんだろうな。
そうやってとった1点に、会場も沸いたけど、稲荷崎はさすがに連続では取らせてくれない。速攻で簡単に取られてしまった。弾いたボールを田中さんが必死で追いかけたけど、観戦してる他のチームはもとより素人のミカちゃんにも、無理だとわかるようなボールだったみたいだ。大将さんによれば、こんな時、追いかける選手の頭の中は、「ボールはまだ落ちてない」ってことだけらしい。諦めるにも余裕がいるとは思わなかったけど、それだけボールに集中してるんだろうなあ。田中さんは、この1本には届かなかったし、ひっくり返ってギャラリーに笑われてたけど、諦めないで追いかけることはチームにとって意味があるんだと思う。

23・23になったところで、稲荷崎の強烈なサーブを大地さんが大きく弾いた。影山くん自身が、コート外に弾き飛ばされたボールを追いかけるシーンは、結構珍しいような気がする。
なぜだかあまり緊張感は伝わってこないんだけど、次の1点を取った方がセットを取るのに王手をかけることになる。どっちが取るのかなあ。