民主党政権時代に抵抗勢力、、、あとはなんだろう?

昨日昼間のテレビ番組で、加計問題に関してジャーナリストの田崎史郎さんが色々発言したことに他のコメンテーターが突っ込みまくってたのが可笑しかった。
田崎さんが番組の初っぱなから笑わせてくれたのは、この問題の登場人物には特異なキャラがいないから面白味がない、と言う否定の仕方だ。前川前次官は常識人で、籠池さんほどインパクトがない。出会い系バーのことを聞かれた時に汗が吹き出して云々と言ってた。前川前次官の汗の件は前もどこかで同じことを聞いた(田崎さんだったかどうか覚えてないけど)気がする。


田崎さんは、前次官の「行政が歪められた」との発言に対し、戦略特区制度は岩盤規制を取っ払うためのもので、それを使って今回は獣医の既得権益を崩すために政治主導でやったことが、官僚から見れば「歪められた」と見えるんだろう、と言った。
国会で総理がこの問題に関して、「岩盤規制改革を全体としてスピード感を持って進めるよう指示してきた」「規制改革には抵抗勢力が存在するが安倍内閣は屈することはない」などの答弁を繰り返したというけど、2人とも同じことを言ってるみたいだ。

首相は、「今治市の誘致は2007年に特区(指定)の提案があり、民主党政権下で『10年度中を目途に速やかに検討』と前向きに格上げされた」と、民主党(現・民進党)政権の検討結果を引き継いだという主張もしたという。やっぱり同じことは田崎さんも言っていて、「赤信号を青信号」と言った前次官の発言に対し、民主党の時に積極的対応をするとなったんだから、すでに黄色くらいにはなってたんだという。


田崎さん以外の二人のゲストは、前川前次官の証人喚問はやるべきだという意見だった。行政の公正公平性が歪められたとまで、前次官が言ってる。これが嘘なら行政への多大な侮辱になるのだから、政府自ら証人喚問に呼んで前川前次官を問いただすべきだ、という主張をした大学の先生がいたけど、それ自体もっともだし、首相を侮辱したからということで呼ばれた籠池さんの例も踏襲するし、これでもやらないという理由はないな、と思ってたら、田崎さんが反論した。
こういう人を国会に呼んでそこでとくとくと話されるのは嫌だ、そうだ。あまりの本音に、みなさん笑うしかなかったみたいだ。早速、こういう人って?と突っ込まれていたけど。
田崎さんは、最初から、今回証人喚問はやらないと思うと言ってた。で、最後に、証人喚問なんて、民間人とかいろいろ理由つけても結局は政権にとって得か損かでやるかやらないかを決めるんですよ、というようなことを言ったから、ちょっとびっくりした。身も蓋もない言い分だけど、それはつまり、今回前川前次官を呼ぶのは政権にとって損、ということなのかな。


獣医学部の定員が全国合わせて1000人に満たない中、今回新設の学部定員は160人。新設が認められたのは52年ぶりだというけど、獣医師が本当に足りてないのかどうか、報道を見るだけではよくわからない。(そういえば今日の読売新聞に、「公務員獣医定員割れ7割」という記事はあったけど)。ライフサイエンスのような新たな対応すべき分野への需要も、それが既存の大学・学部ではなぜ無理なのかもよくわからない。
今年1月に今治市加計学園に決まるまで競合していた京都府京都産業大の共同提案は20ページ、今治市の提案は2ページ。単純にページ数で比較はできないのかもしれないけど。
本当に新設が必要で、今治でなければならなかったのなら、懇切丁寧な説明を尽くしてくれればそれで終わると思うんだけど。