忖度の行方

15日、米紙ワシントンポストによる、トランプ大統領が機密情報をロシアに漏らしたという報道があったかと思ったら、次の日には、FBI長官にフリン氏の調査をやめるように迫るトランプ大統領との会話を記録したFBI長官のメモの内容が報道された。
トランプ大統領がFBI長官を突然解任したと、大きく報道されたのが先週の水曜日。解任のいきさつも、その週のうちにコロコロ変わって、真相はなんだ?状態だ。

今朝の東京新聞一面は、右半分に『加計学園新学部「総理の意向」』左半分に『トランプ氏捜査中止要請』。日米トップが変なところで並んでてちょっと笑ってしまった。どっちも、鍵になるのは「メモ」の存在みたいだ。

トランプ大統領の疑惑については、ホワイトハウスの説明とトランプ大統領のツイートの内容がずれてたり、ここのとこ毎日のように新しい事実が出てきたり、ちょっと目を離したら筋が追えなくなってしまう連ドラのようだ。

報道によると、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が連邦政府の捜査対象になっていることは、トランプ大統領の就任前1月の初めにすでに政権移行チームに伝えていたという。トランプ大統領が、そのフリン氏を事実上の解任したのは2月13日で、その翌日コミー前FBI長官とホワイトハウスで会談した際、フリン氏の捜査を中止するよう持ちかけたという。報道によると、コミー氏は、会談後内容を記録しメモに残してあるという。

トランプ大統領が捜査中止を要請したという、コミー氏のメモが本当なら、問題はわかりやすい。大統領が捜査妨害をしたのかどうか。
それに比べて日本の方はわかりにくいなあ。
民進党が追求してる文書が仮にその内容のまま実在するとしても、問題が「忖度」だとしたら、それは証明できるものなんだろうか。状況証拠を積み重ねっていって、忖度が証明できたとしても、忖度を命令したわけじゃない、と言われてフェードアウトしそうな気がする。