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大統領への忠誠、という言葉を見て

トランプ大統領によるFBI長官解任は、去年の米大統領選へのロシアの関与とトランプ陣営の関係についてのFBIによる調査を阻むためだったのでは?という憶測が報道されてる。
昨日までの報道は、1月就任後のトランプ大統領とコミー前FBI長官のディナーの席上での大統領と前長官の話の内容がかみ合ってないというところまでだった。
今日になったら、トランプ大統領自身がツイッターで情報を更新。「コミー氏は報道にリークを始める前に、我々の会話のテープがないことを願った方がいい」

すごい、秘密のテープとか、小道具まで揃えてきたのか。脅しのようにも取れるけど、これを発信してるのはテレビの連ドラの登場人物ではなく、本物のアメリカの大統領なんだと思うと。一瞬笑ってしまいそうになるけど、笑いが凍りつく。
このツイッター投稿は、ディナーの席上で、トランプ大統領がコミー氏に忠誠を求めたという報道に対する反応らしい。

忠誠という言葉で、先週、羽鳥さんのモーニングショーで、コメンテーターとして出演していた田崎史郎さんが言ってたことを思い出した。森友学園問題に関連して財務省が出してきたほぼ全面黒く塗られた資料(のり弁というらしい)をめぐる話題が、財務省は安倍政権を守る覚悟で云々という展開になる中、田崎さんは、官僚が政権に忠実なのは当たり前、そうでなかったら逆に問題だ、というようなことを言った。
確かに、官僚のクーデターは困る。選挙で選ばれて作る政権に忠誠を誓うのは当たり前、なんだと思う。でもその忠誠は首相個人に対するものではなく、政権の後ろにいる国民への忠誠であるはずなんだけど、実際にはそうじゃないみたいだ。
屁理屈にしか思えないような理由付きでのり弁を出してきて、国会では、木で鼻をくくったような答弁で野党議員から叩かれたとしても、部下を守り、首相を守った英雄(とまでは誰も言ってないけど)として省内では高く評価される(番組で元財務省官僚だった人によれば、そうらしい)
というのでは、田崎さんは当たり前というけど、その忠実さはちょっとかなりずれてる気がする。