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FBI長官解任劇の報道を見て思ったのは、藪の中?

トランプ大統領が火曜日に突然FBI長官を解任したことが大きなニュースになってるみたいだ。今日の東京新聞朝刊は、「第二のウォーターゲート」という見出しをつけていた。

報道によると、コミー氏が解任されたのは火曜日で、去年のヒラリー・クリントン氏のメール問題の捜査に関して対応の悪さとFBI職員の信頼を失ってるという理由だった。司法長官と副長官からの勧告があって、大統領はそれを受け入れたという形だったという。
それが水曜日には、大統領は以前から、コミー長官の解任を考えていたという説明になり、木曜日には、司法長官らの意見とは関係なく大統領自身が長官の解任を決断した、となった。トランプ大統領は、3月の下院の公聴会での、ロシアの米大統領選関与とトランプ大統領周辺の関係の可能性を捜査してるというコミー長官の証言に不満があったという。

報道によれば、1月の就任後トランプ大統領はコミー長官をディナーに招待し、大統領への忠誠を求めたという話がコミー氏の周辺から出てるという。
一方、木曜日のテレビのインタビューで、トランプ大統領は、コミー氏とのディナーでは、コミー氏はFBI長官のポストにとどまりたいとの希望を示し、その席も入れて都合3回、トランプ氏はロシア問題で捜査対象ではないとコミー氏が大統領に話したと語ったという。
報道によると、コミー氏側とトランプ大統領の話は結構食い違ってるみたいだ。

木曜日には、FBI長官代理が上院の公聴会で、コミー氏はFBI職員から幅広く支持されてきたと、ホワイトハウスが解任の理由の一つにあげた長官は職員の信頼を失ってるという説明と反対の証言をしたという。


NHKの9時のニュースで、トランプ大統領のテレビインタビューの様子を映してた。映像は、トランプ大統領は捜査対象ではないと3度に渡ってコミー長官(当時)が大統領に話したという箇所で、NHKのアナウンサーも言ってたけど、トランプ大統領の必死な様子に、言えば言うほどドツボにはまるって印象を受けたしまった。


コミー氏とトランプ大統領のディナーの席での会話は、トランプ大統領の側から見ると、自らの地位を守ることが第一のFBI長官という印象だし、コミー氏の側から見ると、個人への忠誠をもとめる大統領という印象になるし(どっちも新聞記事からの印象だから、すでにそこでバイアスがかかってはいるけれど)、リアル”藪の中”って感じがする。

コミー氏は、ディナーの席で、大統領に対し常にhonestであるけど従来の政治的意味でのreliableではないと述べたというし、公聴会でFBI 長官代理は、ロシアの選挙介入疑惑の捜査は重大な捜査で、何があろうとFBIは正しいことをやり抜くだけだと述べたという。
FBIのイメージもいろいろあるけど、こういうのを読むと、どんな妨害にも負けない公正公平なFBIという面が強く出てて、かっこいいなあ、と単純に思ってしまった。