テロ等準備罪のヤジを聞いて、怖いと思った

夕方のニュースを見ていたら、テロ等準備罪の委員会審議が5分で終了したというニュースが流れた。委員長の解任決議案が出されて、中断したという。
そのニュースの中で、4月21日の委員会の映像が流れた。野党議員が2、3人集まって相談してる様子に対し、自民党土屋正忠議員が、「今のがテロ準備行為じゃないのか」と野次る様子が映っていた。


一般の国民は対象にならないと言ったって、それを決めるのは自分じゃなくて捜査する方だし、対象になる犯罪は削ったと言っても277(だと思ったら、衆院事務局の調査では316だという。「数え方にルールはない」by法相だそうで、とりあえず300位らしい)あるし、国会前のデモをテロと変わらない、という感性も存在する世の中だし、この改正法案の持つ恐怖の可能性について頭では多少はわかったような気がしていた。今まで、政治的かどうかは置いといても、何かの運動や集会などに積極的に関わったことがないし、戦中の治安維持法の対象になったごく普通の人達の体験談などを読んでも、実感としての恐怖は感じたことはなかった。

で、夕方のニュースで見たヤジ。たかがヤジ、なんだけど。急にテロ等準備罪の怖さを感じた。ような気がした。あんな風に話し合ってるだけの行為を、ヤジにしろテロ準備行為という人もいるんだと思うと、やっぱり怖い。

テロ等準備罪を新設したところで、テロは防げないという意見は与党の中にもあるという。
本気でテロを防ごうと思うなら、予防拘束(?)も含めてもっと強い法律を作らなければならない、というような意見の記事を読んだ覚えがある。それでも完全に防ぐことは、当然できないけれど。

テロ等準備罪と聞くと、オートロックマンションが浮かんでくる。高級マンションはよくわからないけど、普通のマンションのオートロックは、よからぬことを企んで共用口を突破しようとするものを防ぐことはできないけど、ごく普通の訪問者はシャットアウトする。