ハイキュー!! 第250話 挑戦者 感想

表紙の影山くんの得点板が、第5セット25点を指してるから、烏野準決勝進出は既定なのか?と思ったら、250回の0を影山くんがちゃんと持ってた。ハイキュー!!連載開始5周年なんですね。おめでとうございます。

星海さんばりのジャンプは、影山くんの中ではすっかり”ドンのジャンプ”ということになってるみたいだけど、突然日向の最高到達点が変わるのは、セッターとしてやっぱり戸惑うものみたいだ。成功したらしたでセットアップが合わなくなる。それでも、そんなことは口には出さず、へたくそに”ど”までつけて、「やるなら両方成功させろ」と言っちゃってる。さあどうしよう?と言ってるみたいな背中だけど、やれるもんならやってみな、って顔してる。日向は味方ではあるけれど、影山くんにとって最強のチャレンジ相手であることは、最初の3対3の時から変わってないみたいだ。


ブロックがワンタッチしたボールを、そのままセットした宮侑。びっくりすやろ、と言いながらもちゃんと反応して決めるWSに、突然入ってきた宮にスペースを空ける角名。定石じゃない宮さんの動きは、チームメイトにはサプライズではないみたいだ。解説も、相変わらず型にはまらない、と言ってる。これが魅せるプレーの一端なのかなあ。宮さんの「えへへ」は、ムカつくけどやっぱり可愛い。

木兎さんは尾白アランと知り合いなのかな?対戦したことでもあるんだろうか。能天気に「負けないけど!」と赤葦さんに声をかけてる。その赤葦さんはいつも通り冷静な分析だけど、実際対峙したらこんな冷静に受け止められないと思ってるみたいだ。
初っ端の奇襲による威圧と余裕のアピール。計算された定石破りって感じがする。

角名さんは特に威力があるサーブを打つわけではないけれど、コースギリギリをついたり、タイミングをずらしたり、大地さんが振り回されてる。相手のレシーブを乱して自分のとこの攻撃に繋げる。トーナメントを勝ち残るには、こういう派手ではないけど、きっちりしたプレーをいかに積み重ねていけるか、なのかもしれない。
烏野はその辺若干不安。春高前にサーブ練を集中してやってきたけど、付け焼き刃的な感じは否めないからなあ。でも、まだその成果は見せてないからどうなんだろう。

振り回されながらも大地さんはちゃんと拾ってくれるから、次につながる。
大地さんがギリギリであげた、相手コートに返っちゃいそうな長いボールを、最終的に日向がブロードで決めるまでの一連の流れは、緩急がはっきりしていてすごくいいなと思う。
相手に続けてレシーブを掻き回されて、相手のリズムに乗りそうなとこを、影山くんがポンとリバウンドをとって一旦間を取りリズムを緩めた。普通ならそこで態勢を整えてからの攻撃、ってなりそうだけど日向・影山コンビはめっちゃ速いブロード攻撃にいっちゃう。
稲荷崎の型にはまらない攻撃を冷静に分析していた赤葦さんの反応が面白かった。合宿で何回も当たっていて、烏野の速さにはある程度慣れてるはずの赤葦さんから見てもはやかったんだなあ。観客や、観戦の他校が驚く場面は、宮城の大会でも何回も見てるけど、ユース候補に選ばれるような選手たちがびっくりするのを見ると、なんとなく嬉しい。
本人たちにも予測のできない動きなんだから、こっちの定石破りは計算とは程遠い。それにしても序盤からやられたらやり返すって感じで、派手な試合になりそう。宮侑も強力なスパイクを打つみたいだし、影山くんの振り向きざまのリバウンドもかっこよかったから、セッター二人の打ち合いも見たいなあ。でも、余裕があれば、日向のフェイントに引っかかる影山くんも一回くらい見てみたいかも。

表紙はオレンジユニフォームの烏野。日向以外は皆違和感があるといえばあるし、こんなものだといえばこんなものって感じがする。日向はオレンジのほうが似合うかも。影山くんがオレンジ似合うのは意外な気もするしそうじゃない気もする。

試合始まってから点数表示はないけど、今どれくらいなんだろう。