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すべての爆弾の母、と言われても、、

報道によると、木曜日、アフガニスタンイスラム国の地下壕(たぶんトンネルで繋がれた地下基地のようなものだと思う)に、アメリカ軍が、米軍の持つ最も強力な非核爆弾を落としたという。

GBU-43( Massive Ordnance Air Blastは爆弾の種類の名前?)という名前の爆弾(その頭文字からMother of All Bombsという異名があるみたいだ)で、半径1000ヤード以内(約914メートル)のあらゆるものを破壊する威力があるという。衛星を使った誘導システム付きだから命中精度は高いみたいだ。この爆弾の説明を読むと、爆風であらゆるものを薙ぎ払うっていうイメージなんだけど、地下に対しても相当の威力があるみたいだ。実戦での使用は今回が初めてらしい。2003年の実験から、これまで14年間使われなかったということになるのかな?

これの旧モデルは、ベトナム戦争でヘリの離着陸のスペースを作るためにジャングルを平定する目的で開発されたBLU-82(デイジーカッターと呼ばれる爆弾の一種らしい)で、アフガニスタンでは、タリバンやアルカイーダの洞窟の破壊のための使用例があるという。今回はイスラム国の地下施設への爆撃ということだけど、イスラム国がアフガニスタンでも相当な勢力になってきたということになるのかな。こちらは誘導システムが付いてない。
ベトナム戦争というと、ワーグナーの曲をバックに空から攻撃しまくる映画のシーンや絨毯爆撃という言葉が浮かんでくるけど、現在につながる戦争というより歴史上の出来事という感じがする。けど、そのために開発された爆弾は、バージョンアップされ、現在にも繋がってる。
第二次大戦後日本は戦争放棄したけれど、よく言われるように、アメリカという国は途切れることなく戦争をしてきてる国という一面があるのだと改めて知らされたような気がする。

Mother of All Bombは、2003年3月にフロリダで初めて実験に成功。この年の3月に始まったイラク戦争では、1発配備されたものの使用はされなかった。(とwikiに書いてあった)
当時のラムズフェルド国防長官は、目的はイラク軍への大きな抑止力が存在することを明らかにすることだと言ったみたいだ。
今回の初の実戦での使用についても、北朝鮮を牽制する意図があるのではという見方もあるみたいだけど、トランプ大統領は、それについてはわからないとしてる。


北朝鮮の6回目の核実験の可能性も囁かれる中での、通常兵器の爆弾としては最大級の威力があるという爆弾の実戦での初使用。
報道によると、トランプ大統領になってから、軍事行動の意思決定がホワイトハウスからペンタゴン、現場のアメリカ軍指揮官に移っているという。面倒なオバマ大統領からトランプ大統領に変わって、意思決定のスピードアップが図られたということなのかな。それは、日本にとって良いことなのか悪いことなのか。単純には測れないんだろうけど、何が何だかわからないまま、その行動の結果の影響だけは回り回ってこっちにもやってくるから、やっぱり慎重に慎重にと願ってしまう。