やっぱ絶対って言葉はそう簡単に使っちゃいけないと思う

金正日の後を若い金正恩が継いだ時、国外で教育を受けてる若い世代であることから柔軟な姿勢に北朝鮮も変わっていくのではないかという期待の声も報道されてた覚えがある。
その金正恩体制になって5年、北は3回の核実験、50近くの弾道ミサイル実験を実施してきたという。政権内の大量粛清も伝えられてきた。柔軟とはほど遠い。

リスクは知らない間に高まっていたのかもしれないけど、今週に入ってからの報道を見てると、今にもアメリカとの衝突がありそうで、なんだかとても違和感を感じる。現状の分析と今後の事態の予測についていろんな見方が報道されてるけど、なんで突然(に感じる)こんな風になったのかよくわからないまま、いろんなこと言われても、ちょっと待ってよ、と言いたくなってしまう。

シリアへのミサイル攻撃は、オバマ政権で検討されたシリア攻撃の時のプラン(結局断念したけど)を、急遽引っ張り出してきて手直し(?)して、トランプ大統領に提案されたものだという記事があったけど、対北朝鮮はどうなんだろう。

アメリカは、アメリカ本土に届くミサイルが完成しないうちに核開発をやめさせるという自国の安全のための行動をとっていて、北朝鮮は体制維持のために核放棄をする気はない。
北朝鮮は、日本の国民を拉致して返さない国だし、核開発を勝手にやってるし、自国民に対する人権問題もあるし、控えめに言ってもめちゃくちゃ厄介な隣国であることは確かだと思う。
でも、今回について言えば、アメリカと北朝鮮の緊張状態に、日本は巻き込まれてるようにしか見えない。攻撃に出れば、日本は韓国とともに標的にされかねないという懸念をアメリカ側に既に伝えてると今日の朝刊にも載ってた。

一昨年、安保法制を閣議決定したことを説明する記者会見で、安倍首相は、日本を取り巻く安全保障環境が大きく変化する中、現実から目を背けていてはいけない、アメリカの戦争に巻き込まれることは絶対にありません、というようなことを言っていたと思う。

絶対に巻き込まれないはずだけど、対北政策は日米間の様々なレベルで緊密に意見交換してるというし、いろいろ報道されてる。
北朝鮮を日米両国で牽制する狙いで、カール・ビンソンの空母打撃団の朝鮮半島付近展開に合わせ、日本近海で空母打撃団と海上自衛隊との共同訓練の実施を検討。
北朝鮮への軍事行動に踏み切る際の事前協議を日本政府は米に要請し、米も応じる意向を示したという(これについては、12日午前の会見で菅官房長官が、そのような事実はないと否定したというロイターの記事があったけど、どっちなんだろう)
外務省は注意喚起情報(11日)を出し、菅官房長官は直ちに邦人の安全に影響ある状況ではないとの見解を出した。 韓国への滞在を「控える必要はない」という。

ロイターの記事によると、12日、中国の習近平国家主席とトランプ大統領が電話会談、中国は朝鮮半島の緊張について、平和的手段をもって解決されるべきとの認識を示したという。
結局、中国になんとかしてもらうしかないんだろうか。