羽生選手、逆転優勝!すごかったあ、、

世界フィギュアスケート選手権男子フリー。
最終グループ第一滑走の羽生選手。昨日のショートでは名前をよばれてから演技を始めるまでに30秒を超えて1点の減点を食らったせいか、今日のフリーはいつもより演技開始までの時間が短かったような気がした。

羽生選手の昨日のショートは、4回転サルコウの着氷で大きく腰を落として膝をつきそうになり、次のジャンプまでちょっと間が空いてしまったため、連続ジャンプとして認められないというミスがあった。でもそれ以外は良かったように見えたんだけど、98,39で5位と出遅れ。この滑りで5位?4回転を複数回跳ぶのは必須で、その上ちょっとのミスも許されない。いつの間にこんなにレベルが上がったんだろう、ってつくづく感じた男子ショートだった。
ショート1位のフェルナンデスは109,05だから10点近いビハインドからのフリーのスタート。

修正して金メダルを狙う、という言葉があったというけれど、6分間練習の終わりの方で4回転ちょっとミスったのを見て、始まる前からドキドキだった。

最初の4回転が綺麗に決まると大きな歓声がわいた。それから、ジャンプが決まるたび、歓声が湧くんだけど、演技が進むにつれそれはどんどん大きくなっていった。多分他のどの選手の時より大きな歓声だったと思う。
羽生選手は、4回転ジャンプすら演技の流れの中で跳んでるようで、とても綺麗。心地よい音楽と綺麗な演技にうっとりしながら、10点のビハインドだってわかってるから、着氷の乱れ一つも多分許されないだろう緊張感もあって、ちょっと不思議な感覚の4分半だった。
結果はノーミス、フリー世界最高点223,20をマークして、ショートとの合計321,59点で優勝。

優勝するって言ってて、ショートで5位と出遅れたのをフリーで完璧な演技をしてひっくり返して、言葉通り優勝してしまった。すごいなあ。ほんと、強い。4回転を3回転みたいに飛んでしまう若い選手も出てくる中、4回転も含めて、ほんの少しのミスが命取りになるようなレベルの高い戦いが、これから先も続いていきそうな男子フィギュアスケート界で、羽生選手はどこまで上にいくんだろう。