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森友問題をワイドショーで見て

今日も、羽鳥さんのモーニングショーにはジャーナリストの山口敬之さんが出演。森友問題の新たな展開について、主として政権側の観点から解説してた。
昨日は、自民党の西村議員が、籠池氏の証人喚問での証言の矛盾に対して国政調査権の使用について発言したことが報じられた。それに対して、野党からの批判に加え、与党公明党からも、それは予算委員会の権限だと批判めいた反応が出てきた。

公明党からの批判について尋ねられた山口さんは、与党内の調整不足だと説明。もともと100万円の振り込み用紙の筆跡鑑定を自民党は行っていて、その結果を一部メディアが公式発表前に書いてしまったことから、大急ぎで発表せざるをえなくなり与党内の調整が不十分なまま、西村議員の発表になったのだという。

山口さんは、振り込み用紙を書いたのが妻か職員か、振り込みに実際に行ったのが妻か職員か、証言と違ったからといって、それで何か大きく変わることがあるのか、と別のコメンテーターに突っ込まれてた。細かいところを突っついて証言自体の信憑性に疑念を抱かせたいということはわかるけど、あまりにもあからさま過ぎて、なんでそこまでしなきゃならないのか、他にもっと隠したいものがあるんじゃないのかと逆に疑念を抱いてしまう。

大阪府の松井知事が、忖度にはいい忖度と悪い忖度があるし、忖度があったこと自体は認めた方がいいという内容の発言をした。いい、悪いっていうのは、何に対していい、悪いということになるんだろう。

”忖度”ということについて、橋下前知事は自分の知事時代に、自分の意向を忖度して認可の流れになったのだろうと言ってるという。羽鳥さんは、別の番組で一緒になった時、橋下さん自身が総力取材(いろんな人に聞いて回ったらしい)して、そう結論したと言っていた。

番組では、そもそも私学審議会がなぜ認可を出したのかが問題だという西田議員の言葉、それに対して私学審議会会長の、私学課から上がってきたら認可か条件付き認可しか結論はない、というあまりにも正直な(たぶん)言葉を紹介し、審議会の決定プロセスをざっと解説、政治家からの静かな圧力だか忖度があって、結局どこに実質的な責任があるのかわからないまま(最終的な決定を出すのは審議会だから、外形的に責任は審議会にあるのだけど)、規制緩和の風の中、条件付き認可が決められた、らしいとの解説だった。

番組は、審議会のあり方(実質は役所の決定であるのに、審議会という形を通すことで責任は審議会に押し付ける、つまり役所にとって非常に使い勝手の良い制度らしい)が問題で、ついでに当時の維新への大阪府民の支持の高さが橋下さんの進める規制緩和への風を吹かせたのだから、国民も反省しなければならない、という結論めいたところに着地して、その流れに山口さんは嬉しそうだったけど、一視聴者としては、???だらけだ。
条件付きにせよ認可が出た過程にも問題があるみたいだけど、9億が1億になったことの背景に何があったのか、っていうそもそもの問題は結局どうなったのかよくわからない。