WBCイスラエル代表の記事を読んで

野球はあまり興味がないけど、ニュースで見るWBCは、スーパープレーが連発してるみたいでちょっと見てみようかなという気になる。ただ試合時間が長いから、ちょっと集中できるか自信がない。
日本代表チームは事前の報道ではそんなに強いという感じはうけなかったけど、本番はどんどん良くなってきてるみたいで、あまり興味がないとはいえ、日本チームがいいゲーム内容でかつ勝ち進んでいってるのは、何んとなくちょっと嬉しい。

今回意外だったのがイスラエル代表だ。
初戦で韓国にイスラエルが勝ったとニュースで見た時、そもそもイスラエルと野球という組み合わせ自体が想像できなかったんだけど、その後勝ち進んでいく中で、ユダヤ系アメリカ人がその主戦力だと知って、なんとなくその強さに納得した。

今日の東京新聞のコラムで、イスラエル代表について書かれていたところによると、イスラエルは、WBCの規定の、国籍がなくても両親のどちらかが市民権を持ってれば選手登録が認められるというものを利用して、時間をかけて選手を探し出してきたのだという。
イスラエルの野球協会は「 資格証明のため選手の家族や親戚に伝わる、古い書類を見つける手助けもしたというから頭が下がる」とコラムにはあった。

イスラエルの野球協会が行ったという努力についてもう少し詳しいことが知りたくて、ネットでなんかないかと探してたら、CNNのWBCとは関係ない記事の中に、『イスラエルでは、出生、家系、改宗に関する複雑な規則に従って自分がユダヤ人であることを証明できれば、直ちに市民権が与えられ、国から支給されるさまざまな給付を受けられる。』という記述があるのを見つけた。
ユダヤ人であることを証明する。ユダヤ人ってなんだ?
イスラエルには帰還法という法律があり、その1970年の改定で定義されるところによれば、ユダヤ人とは、ユダヤ人の母から生まれ、あるいはユダヤ教徒に改宗した者で、他の宗教の成員ではない者を意味する、とある。
(この法律は、ユダヤ人の子供、孫、孫の配偶者にも効果が及ぶみたいだ。)

ユダヤ人の定義、というと反射的にナチスドイツが浮かんできてしまうのが、ちょっと複雑な気分になる。ホロコーストの最初の段階にやったのが、ユダヤ人の定義だったから。

結局、イスラエルの野球協会の努力については、うまく探せなかった。