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シリアの和平協議の記事を読んで

昨日の夕方のニュースで、去年の12月に政権軍が完全制圧した、シリアのアレッポの現在の姿をレポートしていた。かつては観光客や市民で賑わっていたという商店街。(商店街とは言わないのかもしれないけど、かつての賑わってる状態の写真を見たら、京都の錦市場を思い出した。あんな感じ)

閉まったままのシャッターが道の両側にいくつも残っているから多分商店街だったんだろうとわかるけど、残ったシャッターも見える限りはほとんどが曲がったりひしゃげてた。店のあっただろうと思われるただ瓦礫になってるだけの空間もある。

インタビューを受けてた10歳になるという少年は、学校に通えなかったから、読み書きができないのだと、肉屋を営んでいたという父親が答えてた。一番したいことは、学校に通うことだと答えた遠慮がちな笑顔が印象的だった。

昨日の朝刊に、カザフスタンでロシア・トルコが主導するアサド政権と反体制派の和平協議が23日始まったという記事が載っていた。
23・24日の二日間で、去年12月末に発効した停戦合意の徹底が目的だという。
報道によると、アサド政権と反政府派が初めて同じテーブルで議論する、という意義をロシアは記者会見で強調したというけど、停戦違反などについてお互い非難の交わし合いになったみたいだ。

結局、ロシア・トルコ・イランの間で、停戦遵守と停戦の監視の仕組みを作ることで合意、2月のジュネーブでの国連仲介の和平協議を支援する内容で共同声明を出したというけど、シリア政府と反政府派間の合意文書調印はできなかったみたいだ。停戦の監視の仕組みについても、具体的な形は決まってないみたいだけど。

報道によると、反政府派とアルカイーダ系の組織との切り離しにトルコがどれだけ動くのか、アサド政権は注視する姿勢で、反政府派は、アサド政権の後ろ盾のロシアに、アサド政権に対し政治的解決の方向でのプッシュをしてもらいたい希たいを持ってるという。でも、イランの強硬姿勢だけは変わらず、という感じらしい。

今回の協議にアメリカからは、駐カザフスタン大使がオブザーバーとして参加。『米国がシリア問題解決にどの程度主体的にかかわるかも今後の課題となる。』(東京新聞)そうだ。

ロシアの存在感とアメリカの不在感?