トランプ大統領の就任式のニュースを見て

朝起きたらテレビで、トランプさんのパレードの中継をやっていた。観覧席(?)に揃ったトランプファミリー、メラニアさんとイヴァンカさんの美しさに、まるでテレビドラマに出てくるようなファミリーだとコメントをした人がいた。
テレビドラマで思い出した。
「あれは映画だ、ドナルド」とハリソン・フォードが言ったのは、一昨年の11月か12月。トランプ大統領は、まだ共和党の大統領候補指名を争う大勢の候補者の一人で、その中にいること自体、まだ半分冗談のような扱いをされていたと思う。「エアフォースワン」という映画でハリソン・フォードが演じたアメリカ大統領のような大統領になりたい、と言ったのか、そういう大統領が理想だと言ったのか、正確な内容は覚えてないけど、そんなようなことをトランプさんが言ったことに、ハリソン・フォードが返した言葉だ。その時は笑って聞いていたけれど。


トランプ大統領は就任演説で、権力をワシントンから国民に返す、ワシントンは栄えたが国民は負担をになってきた、エスタブリッシュメントは自分たちは守ったけど、市民は守らなかった、などと言った。
トランプ政権は、権力を国民の手に取り戻し、外国の産業を豊かにする犠牲になったアメリカ産業を取り戻し、外国の軍隊を援助するために消耗したアメリカの軍隊を取り戻し、海外で何兆ドルも費う間に衰退したアメリカのインフラを取り戻すことを目指してるみたいだ。取り戻すという言葉は使ってないけど。
「アメリカ第一」で「アメリカのものを買い、アメリカ人を雇う」という単純な二つのルールに従うのだ、とも言った。
世界各国との友好を求めるけど、その前提には、すべての国は自国の利益を優先する権利があるという認識があるとも言った。それはそうだろうと思う。自国の利益を置いといて相手の利益を優先するなんてことを政府がやったら、自国民は黙っちゃいない、はずだ。(でも微妙かな。政府に言いくるめられちゃうこともあるかも。国民自体が分断されて対立したり?)でも、超大国のアメリカに、自国の利益最優先、とか「アメリカが団結すれば、アメリカを食い止めることなど不可能です」とか言われちゃうと、ただもう怖くなってしまう。

トランプ大統領のスピーチを読んでいたら、まるでアメリカは今まで自分たちの利益を二の次にして、外国を富ませ、外国を守ってきた、と言われてるような気がして、ナニイッテンダ?と、つぶやいてしまった。よその国の大統領だけど、いずれは自分の生活にもその影響がしたたり落ちてくるんだろうなあ、と思うと、笑って見てるだけってわけにはいかないんだけど、他にどうしようもない。多分。