トランプ次期大統領の土俵に乗ったら負ける気がする

トランプ次期大統領の記者会見がニュースになって、ネット時代のネットメディア、SNSによる情報拡散と、既存メディアへの不信感の増大など、考えなきゃいけない問題が浮き彫りにされたような気がする。

記者会見でトランプ氏は、バズフィードもCNNも共に非難したけれど、両者の報道姿勢は全く違う。
元イギリスの情報機関職員が集めた情報のメモからなる情報という意味では同じだけど、真偽の確認を取ることができなかったからその内容は報道しなかったCNNと、メモをほぼそのまま公開したバズフィード。
真偽は確認が取れてないけど、すべては国民自身が判断すべきだというバズフィードの言い分もわかる気はするけれど、大手メディアがこぞって確認を取れなかったような情報の真偽を、普通の国民に取れっていうのは無理な話だし、真偽もわからないような話を判断せよと言われてもどうしていいのかわからない、とアメリカ国民じゃないけど思う。

結局今回の記者会見で、トランプさんは、その両者の違いなどまるでないかのように両者ともに攻撃し(言葉遣いは違ったみたいだけど)、メディアへの不信感をあおる形になったように見える。結果的にトランプさんの土俵に乗ってしまったような気がする。もともと、トランプさんの支持者は、トランプさんの繰り返す、メディアは嘘を言っているという言葉そのままに、既存のメディアに対する不信感が強くあるようだし、そこに上乗せポイントをつけてしまった感じ?


いろいろな報道を見る限り、トランプさんのコアな支持層は、背に腹は変えられないというのがトランプさん支持の根っこにあるように見える。それ以外は、しょーがないから目を瞑る。もしくは、みんな嘘っぱちだと、思い込む。
そもそも不信感に満ちてる人に、既存メディアが何を言おうとその言葉は決して届かない。日本だったら、上から目線じゃん、の一言で切り捨てられる感じ?

はなから聞く気の無い受け手と、自分に都合の悪いことは質問すら受けつけようとしない権力。なんだかすごいタッグを組まれちゃってる感じがする。