国連の決議に棄権しましたっていうニュースを読んで

報道によると、国連安全保障理事会が、23日(金)、イスラエルの入植活動を非難する決議を、14対0、棄権1で採択したという。
棄権は、アメリカ。

もともとは、エジプトが提出した案で(木)に採決するはずだったのが、イスラエルとトランプ次期米大統領の圧力で、エジプトがギリギリで案を引っ込めた、っていうような記事をきのう読んだ。イスラエルに関する非難決議みたいなのにはアメリカは拒否権を使うのが通常だという。けど、今回はオバマ大統領が拒否権を使わないかもってことで、エジプトに圧力(具体的な会話の内容の報道記事はなかったけど、トランプさんとネタニヤフ首相がエジプト大統領と話をしたのは確からしい)をかけ、エジプトが取り下げたという。
それに怒ったのかどうかはよくわからないけど、非常任理事国のマレーシア、ニュージーランドセネガルベネズエラが再提出して、(金)に採決に持ってたらしい。

イスラエル代表は、「フランス人にパリでの建築を禁止するのか?」と、この決議を非難したという。アメリカ国内でも、トランプさんはもちろん、親イスラエルの議員たちからは非難の声が上がってるみたいだ。

入植地の拡大は、パレスチナとの和平交渉の大きなネックだと、オバマ政権はずっと批判的だったらしいから、入植を進めてきたイスラエルにとってこの結果は自業自得だ、ってとこなんでしょうか?

とはいえ、先日トランプさんがイスラエル大使に指名したのは、入植政策を支持し、エルサレムに大使館を移すことも示唆してるという人物みたいだし、エルサレムの大使館についてはトランプさんも同じ意見らしいし、トランプさんが就任したら、オバマ政権とはイスラエルに対する政策がガラッと変わるんだろうけど。

強い力には強い力で押し返したくなるって当たり前のことだと思うんだけど、外交の場では違うのかな。