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株価第一とアメリカ第一

トランプ次期米大統領が国務長官に指名したのは、エクソンモービルの会長兼最高経営責任者ティラーソン氏だった。報道によると事業を通じてロシアと関係が深く、プーチン大統領から「友好勲章」をもらってるそうだ。外交を担う重要閣僚に政策実務経験のない人物を充てるのは異例だという。

東京新聞の朝刊に、トランプ次期政権の主要閣僚一覧の記事があった。見出しは、「富豪や元軍人続々起用」
指名された人たちの肩書きを見ると、エクソンモービル会長、ゴールドマンサックス元幹部、ゴールドマンサックス社長、著名投資家、CKEレストランツ(ファストフード大手)最高経営責任者、元中央軍司令官、元国防情報局長、元南方軍司令官。
トランプさんは選挙期間中、クリントンさんについてウォール街の味方といういうような批判をしてたと思うけど、ここにある肩書きだけ見ると(これがすべての政権人事じゃないってのはわかるけど)、あまりにあからさまで笑えてくる。

報道によるとエクソンのティラーソン会長は、ロシアとはあくまでビジネスの関係で、シンパシーがあるとかそういう関係じゃないし、徹底したリアリストで、世界中でタフな交渉を経験してきてるという。国務長官になれば、アメリカファーストのタフなネゴシエーターになるってことなのかな?

単純に疑問なんだけど、何十年も株主の利益第一にやってきた人が、そんな簡単にアメリカ第一にパッと切り替えられるもんなのかな。アメリカ第一っていう時のアメリカがどんなものなのかもよくわからないけど。
国益ってよく見る言葉で、自分としてはなんとなくわかったつもりでいるけど、じつはよくわかってないような気がする。