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ハイキュー!! 24巻 初雪 感想(1)

ハイキュー!!の事

第208話初雪から、第216話迷子・2までの9話と、ベストメンバー投票結果発表!!が収録されてる。

表紙は雪の中耳当てをした日向の横顔のアップ。半透明な「ハイキュー!!」のタイトルが巻タイトルの『初雪』とよくあっている。

前巻のラストの、影山のユース強化合宿召集を武田先生が発表するシーンから始まる。
東京予選は本誌で読んでいても、あまり興味をそそられるものではなかったので、烏野に戻ってきて日常をただ展開するだけでもほっとするし、そういうの見たいなあと思ってたんだけど、いきなりのユース強化合宿召集という展開になって、それを本誌で読んだ時、ほんとびっくりした。
当然チームメイトもびっくり(月島や潔子さんまでびっくりした表情をしててたのもびっくり)なんだけど、ただ一人当の本人はなぜか平静、通常モード。
この後、宮城県内の有望1年選抜の合宿をユースと同時期に行うという発表があり、烏野からは月島が選ばれる。
どちらも日向は、おれは!?って武田先生に詰め寄るんだけど、どっちも選ばれてない。読者としては、日向は主人公だし、県内NO1ブロッカー(多分)の青根さんにも認められ、ウシワカが、次は倒す、と宣言したくらいのスパイカーだし、日向がそう思っただろうように、宮城選抜には選ばれてると思ったんだけど、選ばれてなかった。

チームメイトは選ばれなかったことが意外だというわけでもない反応、というより特に反応なし。読者の目線とハイキュー!!内での日向に対する客観的な評価は異なるのかもしれない、ってとこでした。
そんな中、影山くんだけは、「先に行くぜ」と勝ち誇った顔で日向を見下ろした。

影山くんがここでこんな顔をしなければ、このあと日向が事件(?)を起こすこともなかったかもしれない。

このあと、時々ユース合宿を挟みながら宮城の1年選抜合宿を中心に、この巻は展開する。宮城合宿の方は、既出選手としては、月島の他は青城1年2人と、伊達工の黄金川、角川の2m百沢、白鳥沢からは五色が参加。監督は条善寺の穴原先生と、白鳥沢の鷲匠先生、斎藤コーチ他。
と、なぜか日向。


日向が選ばれてないにも関わらず選抜合宿に押しかけ参加したことは、読者の間からも一部批判が出たみたいだけど、自分としては、日向を肯定してます。
影山の背中を追いかけるように、雪の山道を自転車立ち漕ぎして登っていく日向の大写しのページを見た後、パニックになりかけてるような表情の月島の隣に日向の姿を見た時は、おもわず笑ってしまった。作中それまでも、バカだバカだといろんなとこで言われてたけど(大抵影山くんも一緒でしたが)、ここまでバカだとは思わなかった。ホント、バカでかわいい。前しか見てない。普通はやらない、というより出来ない。
なんで出来てしまうのか、全く理解できないんだけど、強くなりたい、強いやつを知りたいと思ったら、もうそれしか見えないから、無茶としか思えないことを平気でやってしまう。
思えば、日向は始まりからそうだった。打っても打っても止められてしまうけど、この体で頂きで戦いたい。そう思っちゃったから仕方ないんだ、っていうような表現をしてたと思うけど、自分で止められるようなものじゃないんだろうな。だから迷惑かけてもOKということにはならないんだけど、こういう無茶な人が必要な時もあるしなあ。