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アレッポの記事を読んで 

去年の9月にロシアがシリア内で、アサド政権の戦いを支援するために空爆を始めた時、確か、オバマ大統領は、事態がさらに複雑になり、ロシアはシリアで泥沼に陥るだろうと非難した、と思う。

イラクやシリアの報道を読んでると、オバマ大統領は本当に軍事的に介入するのに消極的みたいで、結果として戦力の逐次投入になり、国内外から批判を浴びてしまうっていう印象がある。

シリアで、ロシアの空爆が始まってから1年以上になるけど、まだ内戦は終わってない。アレッポでは報道によると、ここ数日の猛攻で、政権側がかなり優勢だという。アサド大統領の望み通りアレッポを完全に取り戻すと、それは内戦の転換点になるかもしれないという。

国際的に非難されても、ロシアやアサド政権は空爆や市街地を包囲しての兵糧攻めを続けた。国連による人道支援のための一時停戦や、外交的な話し合いも報道されたけど、ここ数日の雪崩を打ったような住民の避難の映像や、瓦礫とかした市街地の映像を見ると、どんな犠牲を払ってもアレッポの支配権を取り戻す、っていう政権側の強い意志と軍事力の前には、それに対抗するだけの強い力なしの外交努力って、無力なのかと感じてしまう。
でも、そう感じてしまうことはきっと危険なことなんだろうとも思う。

ロシアの今の状況は、オバマ大統領が予言したような泥沼状態、なんだろうか。
ニューヨークタイムズの28日のアレッポに関する記事の中で、アレッポの食料品の欠乏について語った活動家の言葉が紹介されてた。子供たちに、彼らの夢について尋ねたら、こう答えるだろう、僕たちの夢はバナナ、りんご、チキン。それが彼らの夢なんだ。

こういう言葉に対して、何を言ったらいいのか、考えてみたけど、言葉が出ない。