久々に「水責め」という単語を見て思ったこと

以前、イスラム国に捕まって断首されたアメリカ人人質の話を読んだときに、waterboardingという単語が出てきた。捕らえられた人質がかけられた拷問の一種で、彼らが一番恐れていた方法だという。その後しばらくして、CIAの拷問に関する記事を読んだ時にも、同じ単語が出てきた。2014年12月頃だ。

ウィキペディアによると、『背中を板に固定して頭に袋をかぶせて、頭を下に向けた逆立ちの状態で顔の上、あるいは袋に穴を開け口や鼻の穴に水を直接注ぎ込むことで急速に窒息を生じさせる』拷問の一種で、大変効果的な方法だという。
頭を水につけるのでは抵抗されるけど、この方法だと抵抗のしようもなく、即に溺れ死ぬ感覚を再現させることができるそう。死の恐怖を感じさせるものではあるけど、身体には傷が一切残らないという利点があるそうだ。

で、なんできなりwaterboardingかというと、今日またその単語を見たからだ。
トランプ次期米大統領の政権以降チームが18日に発表した人事に関する記事(トランプさんが名指しで批判するNYタイムズの記事)の中に出てきた。
司法長官に起用が決定した、ジェフ・セッションズ上院議員についての説明の中で出てきた。
記事によると、上院で最も保守的なうちの一人で、911後のブッシュ大統領の令状なしの盗聴の擁護や、グアンタナモへのテロ容疑者の勾留を一貫して支持、オバマ政権のテロ容疑者への処遇(黙秘権を認めたり弁護士をつけたりする)を批判してきた、のだという。で、
アメリカはwaterboardingを尋問の選択肢にし続けるべきだという発言をしてきた、という説明が続いた。

以前、最初にこの単語を見た時、ウォーターというくらいだから水を使った拷問の一種なんだろうということくらいしか分からず、その後意味を調べて、めちゃくちゃ残忍な方法で驚いたから、自分でも強い印象が頭に残った単語だったんだろうと思う。

ついでに検索してみたら、3月にベルギーブリュッセルで起きたテロを受けて、共和党の指名争いの最中だったトランプさんが、テロ容疑者の尋問について、「法が拡大されれば水責め以上のことをやるつもりだ」と述べた、という記事をみつけた。

オバマ大統領は禁止したけど、アメリカはもともと身体を損傷しないから拷問ではなく、強度の尋問と主張してジュネーブ条約違反じゃないと主張してたみたいだし、でもまさか復活はないのか、もしかして復活してしまうのか、、、。
トランプ政権になったら、本当にいろんなことが変わってくのかもしれないな。自動車の運転と同じで、まさかないだろう、じゃなくて、もしかしたらあるかもしれない、って思ってた方が正解なのかもしれない。