NHKのトランプさん特集を見て

トランプさん勝利で一番問題なのは、”先が読めないこと”だというけど、トランプさんが一貫して主張してることの一つのは、日本やサウジアラビアなども含むアメリカの同盟国がアメリカからぼったくってるってことらしい。
日本の米軍駐留経費の負担率は、ドイツや韓国と比べても突出して高いみたいだけど、そこんとこは根気よく説明をしていくしかないという。

トランプさんの安全保障政策についてNHKの番組のインタビューで、トランプさんのアドバイザーの1人が、交渉次第で、日本からの米軍の撤退もありうると、答えていた。トランプ氏も、アメリカ自身の平和と安全にとって、日本や韓国に米軍が駐留することは重要だと考えてる、とも言ってた。重要だと思ってるんなら撤退はできないんじゃないの?よくわかんないなあと思ってたら、彼のインタビューを受けて、番組のゲストの一人、岡本行夫さんが、日米同盟がアメリカの利益になってるってことをトランプ氏もこの人も理解してないと言ってた。トランプさんは75%を日本が負担してるという米軍の駐留経費をもっと出せと言う主張らしい。この点について、日本が米軍駐留経費をこれ以上負担をしたら、アメリカ軍は日本の傭兵になる、と岡本さんは言ってたけど、そういう見方もあるんだとちょっと面白かった。

トランプさんが選挙に勝ったことで、ヨーロッパの極右政党の指導者達は今度は自分たちの番だ、と一様に歓迎してるみたいだ。
番組で、フランスの国民戦線のルペン党首の、フランスも自国の利益を最優先しなければならない、という発言が紹介された。
トランプさんが大統領選に勝利した水曜日以来、いろんな報道がされてきたけど、この発言を聞いた時初めて心から、怖いなと思った。
世界中で、それぞれの国が自国の利益のみを追求し始めたらどうなってしまうんだろう。
番組では、そうならないためにもグローバル化を進めていって、世界の経済を結びつけることが大事だと言ってた。それはそうなんだろうけど、ラストベルトの人たちの怒りはグローバル経済に取り残された地域の衰退に端を発してる怒りでもあるんだろうと思うと、よくわからない。