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アメリカ大統領選の特集を見て

去年の11月か12月、共和党の指名争いの最中の「あれは映画だ、ドナルド」って、ハリソン・フォードの言葉に子供と一緒に笑ってた頃には、まさかここまでトランプさんが来るとは思ってもみなかった。
その頃は、イスラム教徒 はアメリカに入れないという発言の後でも支持率が下がるどころか上昇して依然トップを走ってるということにびっくりしたんだけど、その後の、叩かれても墓穴を掘っても下がらない支持率と、ここ最近の土壇場にきてからの支持率勝負復帰の展開からすれば、そんなの全然びっくりするようなことじゃなかったな、と思う。

今日のNHK特集でもアメリカ大統領戦を扱ってた。今回の大統領選でトランプ候補が開けたパンドラの箱から噴出した、本音の不満。アメリカンドリームとかアメリカの理想とか綺麗な言葉では覆いきれない深層の不満と不安の噴出で亀裂の入ったアメリカ社会を、新しい大統領が再び統合できるのか?どうなんでしょうって感じだった。

親の失業で大学を中退した若者は、候補者二人の討論会を見た後、結局どっちも自分たちのことを考えてないことがわかったと、どちらにも失望してた。
番組の最初に出てきた、長年勤めた鉄工所が安い輸入品にやられて潰れ失業した男性は、トランプ候補のいう変化に期待を寄せていた。
中高年の男性の死亡率が先進国の中で、アメリカの白人男性だけ、上昇してるという。グラフでそういう数字を見せられると、トランプが自分たちのことを初めて取り上げてくれたという失業男性の想いの切実さがなんとなくわかるような気もする。