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南スーダン駆けつけ警護の報道を読んで

先日、自衛隊の駆けつけ警護についての国会論戦をちょっと見た。7月に南スーダンのジュバで起きた大規模な戦闘が、戦闘なのか衝突なのか、野党と防衛相がやりあってたのを聞いて、なんだかだんだん脱力感でいっぱいになってしまった。法的な意味での戦闘行為ではなかったけど、武器を使った殺傷や物品の破損行為はあって、それは衝突だと、稲田防衛相は言う。
今日見たTBSの報道特集の中で、南スーダンを視察中の稲田防衛相に現地の自衛官が、「7月の戦闘では」と戦闘という言葉を使って説明していた。

戦闘と衝突と、政府はどう定義して、使い分けてるんだろう。

 

安倍首相は、PKOの派遣の5原則が守られてる限り政府軍と自衛隊が敵対することはあり得ない、と言ってた。
7月のジュバでの大規模な戦闘の記事を読むと、政府軍と言っても、末端の方までトップの統制ががっちりきいてるとは言い難いみたいだ。その大規模な戦闘自体、最初のきっかけは現場の小競り合いだったみたいだし、今日の番組の中でも、現地を取材した記者が、政府軍の統率がとれてないという印象について述べてた。

 

戦場の実体験はないけど、報道やら本やらで体験者の声を見たり聞いたりすると、戦場では何が起きてもおかしくはない、ってことは想像できる。ましてや統率がとれてないと言われる軍のもとでは、それこそだ。
「あり得ない」という意識のトップのもとで、報道されてる限り、何が起こるかわからない現場へ自衛隊を派遣すること自体が、してはならないことのような気がする。

 

報道によると、駆けつけ警護を付与するかどうかの判断は11月に入ってからになると言う。11月の交代部隊は、9月14日から駆けつけ警護と宿営地の協働防護の実働訓練を始めている、という。9月からの訓練開始で11月中旬から派遣が始まるとなると、2ヶ月しかない。自衛隊についてあまり知らないから、それだけだとよくわからないんだけど、訓練期間は短くはないのかな、と思ってしまう。

安保関連法の審議の時に問題にされてたことは、みんなクリアしたんだろうか。