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コロンビアの和平合意否決の記事を読んで

コロンビアといえば、コーヒーとハメス・ロドリゲスくらいしか思い浮かばないんだけど、新聞で、「コロンビア和平 否決」という見出しを見て、ちょっとびっくりした。ちょっと前に、歴史的和平合意、とかいう記事をみたような記憶があるんだけど??

報道によると、コロンビア政府と左翼ゲリラFARCが和平の合意文書に正式に署名したのが9月26日月曜日。これにより、52年間続いた戦闘に終止符が打たれた。FARCは、共産党の武装組織として1964年(東京オリンピックの年だ)に発足。以来武装闘争を続けてきたみたいだ。この内戦で26万人が死亡、600万人以上が国内で住む場所を失ったという。
キューバの首都ハバナで政府とFARCが4年にわたり交渉、今回の和平合意にこぎつけたという。

和平合意、ということは、52年間、平和ではなかったということになるのかな。それなら、国民は待ち望んだ合意なんじゃないかと思うんだけど。

記事によると、和平合意の是非を問う10月2日月曜日の国民投票で、和平合意は否決された。反対50.2%、賛成49.8%の僅差らしい。事前の世論調査では、賛成54%、反対34%だったから、承認されるだろうと楽観視されてたらしい。まるでイギリスのEU離脱国民投票みたいだ。

「民間人を巻き込んだ殺人や誘拐を繰り返してきたFARCの戦闘員に恩赦を認める合意が、国民の反発を招いたことが否決の最大の要因とみられ」(東京新聞)るという。

和平合意が否決されても、停戦自体は有効で、双方とも和平に向けての努力を続ける旨の声明を出してるけど、新たな和平案への見通しは立ってないみたいだ。
戦闘員に甘いから否決、ということは、国民は戦闘員やその指導者に、相応の罰を望んでるということのになるのかな。FARCの方は、罰なんて望んでないだろうし。確かに、見通しは難しそう。52年の分の思いって、ちょっと想像できないけど。

戦闘員には、誘拐された子供も多く含まれるという。戦争しか知らない彼らはどうなるのか、という問題もある。