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イエメンの記事を読んで 

東京新聞の日曜版の紙面に、「世界の子どもたち」というコーナーがある。
世界各地の子どもたちの暮らしを一枚の写真と短い説明で紹介する小さな記事。今日は、イエメンの南部の都市アデンの子どもの記事だった。年令は書いてなかったけど、まだ就学前くらいに見える一人の少年が微笑んでる背景には、瓦礫となった建物が写っていた。

8月7日まで延長されたイエメンの和平交渉はその後どうなったのか、検索してみたけどなかなか見つからなかった。
交渉が決裂して、その後連合側による空爆がひどくなったという記事はいくつかあった。

国境なき医師団のサポートする病院で19人、学校で10人の子供がそれぞれ殺され、国連の食料支援のために必要な橋の破壊その他。


軍事作戦だけが、フーシ派を和平へと向かわせるための唯一の適切な選択だとして、空爆は続けられているみたいだけど、市民をいくら殺せば和平につながると思ってるんだろう。フーシ派の方も、国際人権団体から、地雷の使用による市民の犠牲を非難されてる。
国連によると、内戦で少なくても10000人が殺され、2600万人の人口のうち1400万人が食糧援助を必要としてるという。

8月25日には、アメリカのケリー国務長官サウジアラビアで、統一政府形成に向けてイェメンの和平協議の再開計画について湾岸諸国、国連と合意したと発言。
9月15日の記事では、オマーンで、フーシ派の交渉団にアメリカから戦争終結に向けての提案がされ、交渉団は提案をサヌアに持ち帰ったとあった。


サウジアラビアは、アメリカに、武器の供給、メンテナンス、トレーニングを頼ってる。アメリカの議会からも、市民の犠牲の多さへの非難から、サウジアラビアへの武器移転の制限を求める声も上がっているという。
サウジアラビアの爆撃をやめさせるのに、アメリカの武器引き上げは強力な圧力となるはずだというけど。
去年合意されたイランの核協議で疑心暗鬼に陥ったサウジアラビアほか湾岸の同盟諸国に、地域の安全保障にアメリカは引き続きコミットしてると証明するために、武器の供与は続けられるのだという。

地域の安全のためにも必要なことだったはずが、同じ地域内のイエメンでは子供が殺される事につながってしまってるって事になるんだろうか