北の核の報道を読んで

北朝鮮が9月9日に行った5回目の核実験
北朝鮮核兵器保有へのステージが、確実に異なる段階へ上がったみたいだ。

報道によると、北朝鮮の5回目の核実験を受けて、国連安保理は緊急会合を開き、北朝鮮を非難する報道声明を発表。追加の制裁を協議する準備を始めた、と言う。

アメリカは、北朝鮮の核弾頭の小型化の成功について、「事実だと見なす必要がある」(東京新聞9月11日付)と国防総省の報道部長が発言。これまで、アメリカ政府は小型化成功には否定的だった。
大統領選を戦ってる最中のクリントン氏とトランプ氏は、二人とも、オバマ政権の「戦略的忍耐」政策の見直しと、中国との連携を重視する姿勢では一致。クリントン氏は、9日の記者会見で、制裁は不十分だといい、より圧力を強める姿勢を見せたという。

北朝鮮問題の鍵となる中国は、10日北朝鮮の北京駐在大使を外務省に呼び、抗議したという。
『中国は北朝鮮の核実験に明確に反対する姿勢をとる反面、北朝鮮を追い詰めることにより、朝鮮半島情勢が一層不安定になることを懸念。北朝鮮への制裁措置には、慎重に対応する構え』だそうだ。(東京新聞9月11日付)

朝鮮半島の安定は、中国だけでなく、日米韓も望んでる。
中国、ロシアも含めて国際社会が連携して北朝鮮への制裁を強化し、圧力を強めることで、北朝鮮核兵器保有を妨げ(ることが出来るんだろうか)、朝鮮半島の安定を求める側と、制裁を強めて北朝鮮を追い詰める事で、朝鮮半島の不安定化というリスクが高まるとする側と、どっちが正解なんだろう。

中国と日米韓では、朝鮮半島の安定状態に、違うものを見てるんだろうか。

オバマ大統領が退任して、新しい大統領になったら、「忍耐」はどう変わるんだろう。

何をしでかすかわからないとみられることで、相手はより慎重な対応をせざるをえない。北朝鮮はちゃんと計算して、体制存続という「国益」を守ってるのだというけど。

北朝鮮、中国、アメリカ、韓国、日本って並べてみると、戦争でも起きたら、日本が一番右往左往しそうだけど、どうなんだろう。こうなったら仕方ない、一致団結してことにあたろう的空気に包まれていくような気もする。